幕間三十九:お心遣いは大切です
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」
笹夜「単純に一緒に居る時間で考えれば、私の同じクラスの人の方が、七夏ちゃん達よりも長いはず・・・でも、私は七夏ちゃんや、心桜さんとの方が沢山の思い出が残ってます♪」
七夏「えっと、同じクラスの人とは?」
笹夜「少しはありますけど、それは、学校の行事とか授業の都合で、私自身が望んで過ごしたとは言い切れません。そのような出来事は、あまり思い出にも残らないのです」
七夏「えっと・・・」
笹夜「私には、ピアノがありましたから♪」
七夏「はい☆ 笹夜先輩のピアノは、とっても素敵です☆」
笹夜「ありがとう、七夏ちゃん♪ ピアノのおかげで、クラスの人よりも部活の人の方が沢山の思い出として残ってます♪」
七夏「素敵な思い出がたくさん増えるといいなって思います☆」
心桜「なるほどっ!」
七夏「ひゃっ☆」
笹夜「きゃっ!」
七夏「こ、ここちゃー!?」
心桜「いや〜、読んで来たよ! 来ましたよ!」
笹夜「こ、心桜さん!?」
心桜「あ、あの・・・最後かも知れないから・・・名前で・・・」
笹夜「っ!」
七夏「???」
笹夜「こ、心桜さんっ!」
七夏「名前? 笹夜先輩?」
笹夜「は、恥ずかしい・・・」
心桜「まあまあまあ! 笹夜先輩! そういう『役』なのですからっ! それから、つっちゃー、お兄さんと海に遊びに出掛けてたの?」
七夏「あっ♪ はい☆」
心桜「え〜! いいな〜あたし達も−−−」
笹夜「心桜さんっ!」
心桜「あ、そうだね・・・すみません」
七夏「くすっ☆」
心桜「でもさ、ホントにまたみんなで海へお出掛けしたいよねっ!」
七夏「はい☆」
心桜「笹夜先輩も、泳げるようになった訳ですから!」
笹夜「こ、心桜さん・・・その、あの時以来、海へはお出掛けしてませんから・・・」
七夏「笹夜先輩☆ 大丈夫です☆」
心桜「そうそう、すぐに感を取り戻せると思います!」
笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん、心桜さん♪」
心桜「ま、あたしは、みんなでお出掛けできれば、海でも山でもオンラインの世界でも、どこでもいいんだけどねっ!」
七夏「おんらいん?」
笹夜「オンラインはお出掛けにはならない・・・かしら?」
心桜「ま、気分だけでも・・・ってね☆」
笹夜「でも、心桜さんが小説を読んでくれて何よりです♪」
心桜「小説!? え!? ま、まさかっ!?」
笹夜「ええ♪ そのまさか・・・かしら?」
心桜「ありがとう。さ、笹夜・・・さん」
笹夜「まあ♪」
七夏「ここちゃー、それって柚樹さんの真似?」
心桜「はは・・・やっぱ、似せるのは無理だったかな?」
七夏「柚樹さんは、柚樹さんです☆」
笹夜「ええ♪」
心桜「はいはい〜! では、この調子でこれからも頑張るんだよ! つっちゃー!」
七夏「はい☆」
心桜「って事で、つっち
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