第一章
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いからだ」
それでと言ってだ、長者は天王にしっしという手の動作までしてそのうえでだった。門を閉じてしまった。
天王もこれでは仕方なく憮然としつつ長者の屋敷の門の前を後にした、だがどうしたものかと思って村を歩いているとだ。
ある小さくぼろぼろの家の戸が開いて彼に尋ねてきた。
「若し、旅の方ですか?」
「そうだが」
夜になり暗くなっている中でだ、天王はその声に応えた。貧しい身なりで痩せた小男だ。天王はその者に対して答えた。
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