第四十四幕:虹よりも七色の虹へ
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この後、写真屋さんへ寄ってもいいかな?」
七夏「はい☆」
時崎「ありがとう!」
写真屋さんで、今日撮影した七夏ちゃんを現像依頼しようと思ったけど、明日中に仕上がるのは厳しいそうだ。現像ではなくプリントならすぐにできるので、その依頼を行った。このプリント写真は、凪咲さんへのアルバムの予備の場所に後で加える事になる。デジタルアルバムの方には、後で追加編集で加えておけば良いだろう。プリントできる写真も明日までが最後になると思うけど、デジタルアルバムには、出来るだけ沢山の思い出を詰め込みたいと思う。
時崎「七夏ちゃん、お待たせ!」
七夏「はい☆」
時崎「他に寄りたい所ある?」
七夏「えっと、今日はこれで大丈夫です☆」
時崎「じゃ、帰ろうか?」
七夏「はい☆ くすっ☆」
時崎「? どうしたの?」
七夏「柚樹さん、帰ろうって話してくれたから☆」
時崎「あっ、戻ろう・・・だね?」
七夏「七夏は、帰ろうがいいな☆」
時崎「じゃ、一緒に帰ろう!」
七夏「はいっ☆」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
七夏「ただいま☆」
凪咲「お帰り、七夏、柚樹君も♪」
時崎「ただいまです!」
七夏「くすっ☆」
「ただいま」と話す俺を見て、七夏ちゃんは嬉しそうに微笑んでくれた。
凪咲「潮風にあたってるはずだから、流してくださいませ」
時崎「七夏ちゃん! お風呂、お先にどうぞ! 俺は先に今日の写真を追加しておくから」
七夏「はい☆ ありがとうございます☆」
凪咲「柚樹君、ありがとうございます♪」
七夏「お風呂あがったら、すぐに柚樹さんに声をかけます☆」
時崎「ああ! 待ってる!」
部屋に戻り、七夏ちゃんの写真をマイパッドに転送する前に、
時崎「これも撮影しておこう」
七夏ちゃんからのプレゼント、虹色の貝殻を撮影する。
時崎「・・・・・」
もう1枚撮影する。
時崎「・・・・・」
もう1枚!
時崎「・・・・・」
七色の貝殻は、撮影する度に色が変わって記録された。普通の事なのだけど、こんな風に・・・。七夏ちゃんと貝殻の写真をマイパッドに転送し、デジタルアルバムに加えてゆく。プリントした写真は製本アルバムが出来たら加えようと思うけど、それは七夏ちゃんと一緒に行おうと思う。後は、七夏ちゃんへのアルバムのみだ。上手く出来ると信じて作業を再開する。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
七夏「柚樹さん☆ お風呂お待たせです☆」
時崎「ああ! ありがとう!」
七夏「くすっ☆ 七夏、ゆっくり入ってましたから、お待たせして、すみません」
時崎「構わないよ。でも、よく考えたら、露天があったなと」
七夏「そういえば・・・です☆」
七夏ちゃんから、とても良い香りが広がってくる。
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