第四十四幕:虹よりも七色の虹へ
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」
七夏「はーい☆ おやすみなさいです☆」
直弥「おやすみ、七夏」
七夏「柚樹さんもです☆」
時崎「ああ! おやすみ、七夏ちゃん!」
七夏「くすっ☆」
直弥「それでは、これで失礼します」
時崎「は、はい!」
直弥さんが、わざわざご挨拶に来てくれて、俺はまだまだだと思わされた。直弥さんが明日から出張だという事を知らなかったとしても、俺が直弥さんだったとしたら、同じ事が出来ただろうか。七夏ちゃんを始め、凪咲さんや直弥さんのように心遣いや配慮が出来るようになりたい。そう言えば以前、直弥さんの部屋にお邪魔した時、分解されていた鉄道模型の車両があったけど、元に戻っているのだろうか? 七夏ちゃんに訊いてみようと思ってそのままになっていた。もし、七夏ちゃんがお手伝いをしていたとしたら、俺も一緒に手伝ってあげたい。明日、七夏ちゃんに訊いてみよう。今度は忘れないよう、マイパッドのメモに記しておく。
主 「おやすみ。七夏ちゃん」
大切な人へ心を込めて想うと、自然と言葉になっていた。明日も色々な事がありそうだけど、思い残す事が無いよう、そして、七夏ちゃんと楽しみながら過ごせる1日となるように頑張りたい。俺にとって七夏ちゃんは、虹よりも七色にそして、優しく輝いてくれる存在になっていると思うのだった。
第四十四幕 完
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次回予告
思い出は、想い続けると色褪せる事は決して無い。
次回、翠碧色の虹、第四十五幕
「思い出は七色の虹へ」
想い続ける事で、その時よりも色鮮やかな思い出へと変わる事だってきっとあるはずだ!
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