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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第89話:X & ZERO & RUIN
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ず俺達は暖かーい目でエックス隊長達を見守ってやろうぜ。どんな結果になろうとも、俺達はそれを黙って受け入れよう」
【了解、暖かーい目で】
「………?」
エイリアは全員から向けられる暖かい目に疑問符を浮かべたが、取り敢えず作業に集中することに。
一方、ゼロは武器のメンテナンスを終え、万全の状態でイーグルに乗り込んだ。
「ゼロさん、お願いします!!」
「ワクチンデータをアイリスに……彼女を助けてください!!」
「分かっている。彼女は必ず助ける」
アイリスの仲間に見送られながら、腕に円盤状の物が付いた腕輪を装着したゼロがそう返すとルナが説明をする。
「ゼロ、その腕輪はシールドブーメラン。見ての通り、腕に装着するタイプの武器で、回転させるとビーム刃が真ん中の円盤状から出て、チャージして勢いよく振ると、ブーメランのように飛んでく。盾としても使えるぜ。あのアルマージの装甲にも用いられていた合金が使われてるんだ…お前は近接戦闘が主だからどうしても攻撃を喰らいがちだ。こういう武器も必要になるだろ」
「そうだな、お前には世話になったな。この借りは後で必ず返す」
「おう、気を付けてな」
イーグルのブースターを噴かして、ゼロもビストレオの輸送列車を目指す。
そしてハンターベースやアイリス達の拠点から大分離れていた場所からもビストレオの輸送列車に凄まじい速度で向かう影があった。
「…………」
無言のルインは冷たい表情を浮かべたままOXアーマーからHXアーマーに換装し、ビストレオの輸送列車を追い掛けるのであった。
そしてイーグルに搭乗したゼロはイーグルで市街地を爆走している輸送列車に接近する。
【敵襲だ!!】
当然、ビストレオの部下達もゼロの接近に気付いて発砲する。
攻撃は全てイーグルが受けたが、集中攻撃にイーグルの耐久力が保たず、小さな爆発が起き始めた。
「チッ!!」
大破したイーグルを捨てて、セイバーとロッドを構えて突撃するゼロ。
「はああああ!!」
セイバーとロッドを片手で巧みに操り、メカニロイドやノットベレー、ライドアーマー・ライデンを蹴散らしていく。
ビストレオのいるコマンダー車両を目指してダッシュを脚部の負担も気にせずに連続使用する。
「かっ…構えーーーっ!!撃てーーーっ!!」
あまりの速さに怖じ気づいてしまうが、何とかゼロに発砲する。
「空円斬!!」
リーチがセイバーより長いロッドを構えて高速回転斬りを繰り出す。
ダッシュジャンプの後の使用だった為にゼロは猛烈な勢いで突撃していき、敵を薙ぎ払って行く。
着地した瞬間、固定砲台がゼロに照準を定めた。
攻撃直後の硬直で動けないゼロは直撃を受ける
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