処刑悪魔バーサーカー
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「(まさかバーサーカーは!?) 」
そう。実はバーサーカーには人の心を読む神通力がある。
それによって相手が攻撃を繰り出す位置や避ける位置がわかるのだ。
エリス「(ならば!)アンソニーさん! 」
アンソニー「えっ? 」
するとエリスは
エリス「彼の者に力を、ビルドアップ! 」
パアァッ!!
アンソニーに身体強化魔法をかけた。
アンソニー「いいじゃないかエリス!やいバーサーカー、いくらお前が俺の考えを読むと言っても… 」
シュバッ!!
アンソニー「この素早い動きで動かれたならわかるまい!! 」
シュババッ!!
エリスの身体強化魔法によってパワーアップしたアンソニーはバーサーカーの周囲に高速移動しまくった。
確かにこれならいくらバーサーカーが神通力を持っていようが動きが遅いため攻略できたのだが
ギンッ!!
アンソニー「へっ? 」
何と!?バーサーカーは高速で動きまわるアンソニーを目視し
ガシィッ!!
アンソニー「なっ!? 」
それどころかアンソニーの足をつかみ
バーサーカー「捕まえたぁ!! 」
バッコオォーンッ!!
アンソニー「がはぁっ!? 」
そのまま地面に叩きつけた。
アンソニー「(な…何で俺の位置がわか…) 」
アンソニーが考えていると
バーサーカー「処刑執行!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!!処罰!! 」
ドガガガガガガガガッ!!
アンソニー「がははぁっ!? 」
エリス「アンソニーさん!? 」
バーサーカーは地面に叩きつけたアンソニー目掛けて鎖鉄球の連撃を繰り出したのだった。
普通の人間ならば死んでるレベルなのだが
アンソニー「が…ががっ!? 」
身体強化されていたおかげで重傷ですんだのだった。
処刑悪魔バーサーカー
悪魔辞典によると絶対に戦ったり逃げたりしてはいけないと記されているがその理由はバーサーカーが動くものを見る力が強いからであった。
バーサーカー「まだ生きてたかぁ、しぶとい奴めぇ!! 」
ブォンッ!!
バーサーカーはアンソニーにとどめを刺すべく鎖鉄球を繰り出すが
ビュンッ!!
サッ!
バーサーカー「あっ! 」
間一髪でエリスがアンソニーを救出したのだった。
エリス「大丈夫ですかアンソニーさん!? 」
アンソニー「ぐ…ぐふぅっ!? 」
生きてはいるものの参戦できそうにはないアンソニーであったが
エリス「(アンソニーさんには悪いですけど、これは好都合です) 」
何かの策があるエリスであった。
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