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ある晴れた日に
102部分:小さな橋の上でその十八
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にかなり好きよね」
「何かあると舐めるのよ。飴だったら何でもね」
「それでも少年よ」
 野本はここで明日夢を見ていた。そのうえでの言葉だ。
「御前最近中森とよく一緒にいるよな」
「何か気が合うのよ」
 こう答える明日夢だった。
「よくね。そのせいで」
「けれどさ、最近あんたと凛怪しいわよ」
 今の奈々瀬の言葉は半分は冗談だったが後の半分は疑っているものだった。
「ひょっとしてって思うけれど」
「何が言いたいのよ」
「だから。いちゃいちゃし過ぎだから」
「だよなあ」
「クラスでもな」
 野本だけでなく正道も言う。彼等は彼等でひそひそと言い合っていた。
「いつも二人でな」
「もういちゃいちゃってレベルだよな」
「凛彼氏いないけれどね」
 奈々瀬がここでまた爆弾発言を出した。

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