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ある晴れた日に
10部分:序曲その十
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ー?」
「だから葡萄の飲み物よ」
 凛は強引にそういうことにしてしまった。未成年なので酒とは公には言わないのだ。
「それ御願いね」
「わかったわ。それも空いたら持って来るわね」
「うん。それでよ」
 明日夢は注文を受けてからまた問う。

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