第七十四話 于吉、裏で蠢くのことその二
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対に許さないからね」
「おや、そんなことを言っていいのかな」
ここでも悠然と返す張譲だった。
「若しそんなことを言えば董卓がね」
「だからよ。あんたにはね」
どうしてもだ。逆らえないというのだ。
賈駆は怒りに満ちた顔だった。しかしだ。
身体を震わせながらも何もできなかった。それが今の彼女だった。
そしてだ。こう言うしかなかった。
「言うことを聞くわよ。ただし月にはよ」
「安心していいよ。指一本触れないよ」
「絶対によ」
「君達が大人しく従ってくれればね」
こう告げるのだった。そしてだ。
その話が終わってからだ。またであった。賈駆にこう告げた。
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