暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第83話:Power
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「君は奴にずっと挑んでたんだよね…」
「ああ、結果は言うまでもないが…」
「大丈夫だよバッファリオ。今回は私がいるし…2人で戦えば勝機はあるよ!!」
落ち込むバッファリオを励ますように言うルインにバッファリオは穏やかな笑みを浮かべる。
「ありがとうルイン。ふふ…エックスが羨ましいな、こんな素敵な人が恋人とは」
「へ…?恋…人…?」
バッファリオの言葉の意味を理解したルインはアーマーに負けないくらい顔を真っ赤にして両手と顔を横に振った。
「ち、ちちちち違うよ!!私はエックスの恋人じゃないってば!!」
「そうなのか?君達はとても親密だから、てっきり恋人同士なのかと…」
「ち、違うってば!!大体私とエックスじゃ釣り合わないよ!!」
「ハンターランクは同等、戦績もお互い悪くないなら充分釣り合うと思うがね」
「も、もう止めてよそんなことを言うの!!」
「ふふふ…すまない。だが、ルイン…こういうのには素直になった方が良い。変に意地になっても後悔するのは君だぞ。特に君はイレギュラーハンターだ…死と隣り合わせだ」
「…………」
真面目な表情で言うバッファリオにルインはそれ以上何も言えずに頷くしかない。
少しして複数の悲鳴が聞こえ始め、2人は目付きを険しくする。
「奴め、またか!!」
「急ごう!!」
2人が悲鳴の発生現場に向かうと、既に1体のレプリロイドを残して他は全滅している。
そして最後の生き残りもキバトドスに殺される寸前に。
「させん!!」
バッファリオが角から冷凍ビームを放ち、キバトドスの注意を逸らす。
「誰だ?」
「今日こそケリを着けてやるぞ!!」
「さあ、早く逃げて」
ルインが生き残りにそう言うと、彼はこの場から離脱した。
「ふん!図体だけの木偶の坊とエックスの代わりの副隊長のチビ女で俺様の相手をするってか?」
「ただの木偶の坊とチビ女かは……自分の目で確かめるんだね」
ジャンプで場所を移動し、FXアーマーに換装するとナックルバスターを構える。
エイリアから事前にキバトドスは炎が苦手と聞いていたからだ。
「分かってねえなぁ〜確かめるってのは“はっきりさせる”ってことだぜぇ〜〜〜?どっちが強いかなんてバニラアイスが甘いってこと以上にはっきり分かってるぜぇーーーっ!!!」
「…っ、喰らえ!!」
ルインはナックルバスターのチャージショットとも言える火炎弾を放ち、バッファリオは冷凍ビームを放つ。
「ふっ、効かぬわ!!」
ルインの火炎弾を掌の冷気で無力化し、バッファリオの冷凍ビームはそのまま受け止めた。
そして口から冷気を放ち、巨大な氷柱を作り出すとルインとバ
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