第七千六百六十一話 それぞれの特色
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第七千六百六十一話 それぞれの特色
イギリス四兄弟はそれぞれ特徴があります、兄弟でもそれぞれ個性があります。
「例えばイギリスは幽霊で」
「いや、幽霊何処でもいるからな」
イギリスはアイスランドにすぐに突っ込みを入れました。
「俺達四人のところには」
「じゃあ妖精も」
「いるんだよ、それは個性にならないだろ」
「それじゃあネッシー」
アイスランドは今度はこちらをお話に出しました。
「それを」
「スコットランド兄さんのとこだよな」
「すっかり代名詞になってる」
スコットランドのです。
「これが特色、アイルランドはケルトの色が濃くて」
「四人の中でも特にか」
「イギリスはアングロサクソンとかフランスとか結構入っていて」
それでというのです。
「ウェールズはトリスタンとイゾルデ」
「舞台なんだよな、あの作品の」
「こんな感じ」
「何でスコットランド兄さんだけ未確認動物か気になるけれどな」
けれどそれぞれの特色はこんな感じだとです、スコットランドはイギリスに対して言うのでした。二国でそのネス湖に向かいながら。
第七千六百六十一話 完
2019・3・25
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