第88話
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の元皇女様もいるみたいやけど。」
「”将”というには少しばかり役者不足なのは否めぬな…………?」
「…………っ。」
「………それは…………」
「……………………」
レオニダスの指摘に対して反論できないユーシスは唇をかみしめ、リィンとアルフィンが複雑そうな表情をしたその時
「ならばその”将”、私が務めさせて頂きます。」
突如女性の声が聞こえてきた後パンダグリュエルの揚陸艇が姿を現した。
「…………あ…………」
「パンダグリュエルの揚陸艇…………!?」
パンダグリュエルの揚陸艇の登場にその場にいる多くの者達が驚いていると揚陸艇が着陸すると、揚陸艇の甲板にいたリウイ、カーリアン、リアンヌ、レーヴェ、ツーヤ、プリネとエヴリーヌ、そしてリフィアは跳躍し、イリーナとエクリアは傍にいたペテレーネの転移魔術によって着地したリウイ達の傍に現れた!
「な、な、な…………」
「ぶ、分校長…………!?そ、それに貴方方は――――」
「お義父さんやリフィア義姉さん達まで…………」
「ええええええええええっ!?プリネ皇女達はわかるけど、”英雄王”達までいるとか一体どうなっているの〜〜〜〜!?」
「クハハ…………!無茶苦茶すぎんだろ!」
「うふふ、まさにピッタリのタイミングだったわね♪」
「はーい♪二日前の宣言通り、縁があったお陰でまた会えたようね♪」
リウイ達の登場にユウナは口をパクパクさせ、クルトは信じられない表情で声を上げ、ゲルドは目を丸くしてリウイ達を見つめ、ミリアムは混乱し、アッシュは状況の混沌さに笑い、レンは小悪魔な笑みを浮かべ、カーリアンはリィン達にウインクをした。
「……………………」
「おいおい、聞いてへんで。」
「…………なるほど。まごうことなき”将”―――いや”王”か。」
予想外のリィン達の援軍にジークフリードは黙ってリウイ達を見つめ、ゼノは困惑し、レオニダスは表情を引き締めてリウイを見つめ
「――――勘違いするな。今回の件での俺達はあくまでプリネ達同様リィン・シュバルツァーの要請を補佐する”協力員”であって、”将”は俺ではなくリアンヌだ。」
「え”。」
「ハアッ!?」
「な――――――」
「リウイ陛下達がオレ達のようにリィンの”要請”を手伝う”協力員”…………」
「いやいや、色々な意味で無理があるんじゃないの、ソレ!?」
「はっはっはっ、”槍の聖女”どころかリウイ陛下達まで加勢してくれるなんてまさに”戦力過剰”と言ってもおかしくないメンツだねぇ。」
レオニダスの言葉を否定したリウイの話に仲間達がそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中我に返ったリィ
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