随筆四十六:可愛いと綺麗って!?
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
<i7210|41810>
心桜「こんちわ〜!」
七夏「ここちゃー☆ いらっしゃいです☆」
心桜「あれ? 笹夜先輩は?」
七夏「えっと、少し遅れるそうです」
心桜「そっか。んじゃ、これどうする?」
七夏「あ、おたより☆ ありがとうございます☆」
心桜「笹夜先輩、もうすぐ来られるのなら待ってるけど」
七夏「えっと、ここちゃー読んでみて☆」
心桜「お〜い! 笹夜センパ〜イ!」
七夏「え!?」
心桜「ん!?」
七夏「そ、そうではなくて、お手紙を・・・です☆」
心桜「あ、そっちでしたか!」
七夏「くすっ☆ 笹夜先輩、おたよりが届いてたら先に読んでおいてって☆」
心桜「了解! んじゃ、読んでみます! ペンネーム、8251・・・さん!?」
七夏「どしたの? ここちゃー?」
心桜「ハチニーゴーイチ・・・って何だ? どっかの飛行隊か!?」
七夏「え!?」
心桜「いつも、ペンネームで引っかかってる気がする・・・つっちゃー、数学得意だよね!? 8251が何を意味するのか考えてみて! 制限時間は3秒!!!」
七夏「え!? えっと・・・」
心桜「3、2、1、はいっ! どぞ〜!」
七夏「ハツコイ・・・?」
心桜「・・・・・」
七夏「・・・・・」
心桜「お手紙読むよ! 『ココナッツさん、こんにちは。突然ですが『可愛い』と『綺麗』、言われて嬉しいのはどっちですか? 私は、可愛いではなく、綺麗と言われる方が嬉しいです』だって!」
心桜「つっちゃーは『可愛い』と『綺麗』どっちを言われたら嬉しい?」
七夏「どっちも嬉しいです☆」
心桜「そりゃ、そうなんだけど、どっちかの場合」
七夏「可愛い・・・かな?」
心桜「つっちゃーは可愛い系だよねっ! でも、なんで『綺麗』よりも『可愛』いの方が嬉しいの?」
七夏「えっと、『綺麗』は、主に見た目/容姿の事を言いますけど、『可愛い』は容姿だけじゃなくて、話し方とか、仕草とか心とか、その人の内面も含めて、ちゃんと知ってくれた上でないと、言って貰えないから・・・」
心桜「・・・・・」
七夏「!? ここちゃー!?」
心桜「ごめん・・・あまりに的確過ぎて、絶句しかけた。さっきのペンネームも絶句だったけど、つっちゃー凄いよ! 頑張ってるねっ!」
七夏「そ、そうかな!?」
心桜「ま、あたしは『綺麗』『可愛い』よりも、『明るい』とか『楽しい』と言われる方が嬉しいけど、つっちゃーの話し事を考えると『可愛い』も十分ありだね!」
七夏「ここちゃーは、格好可愛いです!」
心桜「え?『(可愛い)』!? 何!? そのフォロー的な表現」
七夏「え!? フォロー?」
心桜「まさか、フォローという言葉を−−−」
七夏「し、知ってます!!」
心桜「フォローをフォローしなければ、ならないかと思ったけど・・・」
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ