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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第七十三話 張遼、董卓を探すのことその七
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も言う。
「建築とか。ちょっとは田畑や町に顔を向けんと」
「これ以上そんなことに金を使えるのか」
 華雄も同じ考えだ。
「都の財政が破綻するぞ」
「そのことだけれど」 
 都の財政についてはだ。賈駆はこう話した。
「あれよ。財貨を鋳造するわ」
「そうなのです」
「そう、鉄でね」
 これを聞いてだ。全員唖然となった。ただし呂布の表情は変わっていない。
 まずはだ。董白が言い返した。
「鉄!?そんなので造ったらそれこそ偽の銭が出回るわよ」
「そうだ、鉄は銅よりも遥かに多くしかも鋳造しやすいのだぞ」
 華雄もそのことを指摘する。
「鉄の貨幣なんてそれこそ」
「絶対にしてはならない」
「鉄は専売だから大丈夫よ」
 賈駆はバツの悪い顔でこう反論する。
「統制が効くから」
「絶対無理なのです」
 陳宮はまた言い返す。断言できることだった。

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