暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第81話:Air Force
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纏ったエネルギー弾を放ち、エックスに直撃させる。

「ぐっ…おおおお!!」

バスターをチャージし、フクロウルは先程のダブルチャージが来ると予想し、距離を取る。

「ソウルボディ!!」

両腕を広げ、フクロウルに目掛けて複数のエネルギー体の分身が襲い掛かる。

「何だと!?」

エックスが放ったチャージソウルボディの分身に目を見開くが、フクロウルはそれを回避すると羽型のエネルギー弾を放つ。

「ライトニングウェブ!!」

しかしエックスも避けられることは想定済み。

ライトニングウェブを放ち、それを壁代わりにして大きく跳躍する。

「!?」

「行け、バグホール!!」

そしてフクロウルに接近すると念のために用意していたビートブードの特殊武器を使ってフクロウルをこちらに引き寄せる。

「なっ!?」

「ダブルチャージショット!!」

ダブルチャージショットをバグホールの引力で引き寄せられているフクロウルに向けて放つ。

フクロウルは咄嗟に体を捻ることで直撃は避けたが、左肩を吹き飛ばされる。

「くっ、私は誇りあるレプリフォース。そしてこの艦隊を預かる者として…負けるわけにはいかん!!」

「フクロウル…」

「エックスよ。貴様の強さは見事と言う他はない。模擬戦とは言え流石はあのカーネル殿と互角に渡り合ったことはある。貴様の実力に敬意を表し、我が最大の奥義を貴様にくれてやろう!!」

自身の周囲からサイクロンを放ち、それをエックスに喰らわせる。

「ぐああああああ!!」

まともにサイクロンを受けて吹き飛ばされるエックス。

しかし体勢を立て直し、バグホールを放とうとするが、フクロウルもそれを読んでいたらしく、距離を取る。

「それはある程度距離が近くなければ対象を引き寄せられんのだろう?ダブルチャージもこれだけ離れていれば時間差で放とうが容易にかわせる。この勝負、私の勝ちだ!!くたばるがいいエックス!!」

「くそ…」

バグホールは届かない。

ライトニングウェブを使おうが同じことだ。

ダブルチャージショットもかわされてしまうとならば。

「(これしかないか)」

エックスはサードアーマーを解除し、一旦ノーマル状態となると新しいアーマーのフットパーツと白のアームパーツのストックを装着する。

チャージ完了。

「当たれーーーっ!!」

ストックチャージの1発目が放たれる。

フクロウルは先程よりも出力も大きさも小さい一撃に訝しむが回避。

「もう1発!!」

もう1発放ち、フクロウルに回避行動を取らせると静止した瞬間に残り2発のチャージショットをフクロウルに命中させた。

「がはっ!?馬鹿な…チャージショット
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