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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第七十三話 張遼、董卓を探すのことその一
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てひそひそと囁く。
「旦那と一緒にいたらそれこそな」
「強制収容所でやんすよ」
「俺達前の世界から強制収容所にいるけれどな」
「絶対に出られないでやんすから」
「一体何を話しているのだ?」
 その収容所の所長からの言葉だ。
「私のことを言っているのか?」
「いや、特に何も」
「言ってないでやんすよ」
 二人は慌ててキムに顔を向けて全力で否定した。
「ただ。あっちはもう監督がいるからな」
「旦那達はここで専念できるでやんすよ」
「そうか。それならだ」
「ここで監督を続けましょう」
「できれば寝て欲しいだけれどな」
「休まない旦那達でやんすから」
 それは当人以外の誰もが思うことだった。

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