エリス、決死の思惑
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り、いまだに渡ろうとしないエリスにエレナは急ぐよう言うが
その時
ブチンッ!!
エレナ「えっ? 」
ブチンッ!!という音が聞こえると
バサァッ!!
釣り橋が落ちてしまった。
そして森の方には
エリス「皆さん、ここは私に任せて先に行ってください 」
ナイフを手にしたエリスがいた。
マリア「何を言ってるのよエリス!? 」
エリス「回復役の私ではここから先は役に立てそうにありません。ですから少しでもバーサーカーの足を止めます!皆さんは先を急いでください! 」
自分を犠牲にして皆を先に向かわせようとするエリスに
華琳「わかった。行くわよ皆 」
マリア「ライラ、道案内頼むわね 」
ライラ「任せてよ 」
そんな思いを無視するわけにはいかず、一行は先を進むことにした。
エリス「(幸いこの場には私しかいない、ならばあれを使っても大丈夫ですね) 」
この場にいるのは自分だけ
エリスはそう思っていたが
アンソニー「仕方ねぇなエリス、二人で足止めしようぜ! 」
エリス「えっ!? 」
エリスの隣にはアンソニーがいた。
エリス「あ…アンソニーさん、何故ここに!? 」
アンソニー「高所恐怖症の俺が釣り橋なんて渡れるわけないだろ!大丈夫。死ぬ時は一緒だからな 」
エリス「(いない方が戦いやすいんですけどね) 」
思惑が外れ、アンソニーと共闘することになったエリスであった。
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