32クロエも補完
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アンリマユから予告が来て以降も、英霊たちや守護者から交代の要請が絶えないのか、余りこの時空に存在できないのを悟るクロエ。
(そろそろお別れかなあ?)
前回は初代当主でもあるジュリアンが呼び寄せた大量の犠牲で聖杯2個でも作動したが、マジカルステッキ2本によってイリヤと美游が多元宇宙にまで接続してしまったので、あらゆる時空からささやかな願いが来訪して、英霊や守護者を苦痛から解放するように要請が来続けている。
他の時空にいる、無限の殺しをさせられている英霊エミヤや、凄まじい中二病行動と言動で生き恥をさらし続けている言峰シロー神父。
fate士郎やfateイリヤ、すぐに自決させられるランサー達や、聖杯を勝ち取っても願いは聞き届けられず汚泥とかですぐ死んでしまう切嗣。
思いあがった行動でザコのfate士郎に退治されてしまうギルガメッシュ。酷い方法で処刑され続けるソラウさんと正当エルメロイ卿。
あらゆる英霊が「吉本やのに松竹みたいや」と泣いて、松竹の泣き笑いで聖杯が満タンになってしまった。
クロエに汚染されている聖杯なら、お笑いネタでも天然ボケでも天丼(繰り返しボケ)でも角砂糖(あらかじめ仕込んでおいた芸)でも、ピンでもコンビでもトリオ漫才でも安っすいコントでも聖杯が作動した。
旧ルヴィア邸〜駅前
どっかのウォーナースくるみに神経がカクセイしてしまうオクスリを注射されて、「マジカルスパンキング!」で調教された魔法少女みたいになったジュリアン。
ベアトリスから縄化粧され、ペルソナ5みたいな目の周囲だけの仮面を付けられ、妹のエリカが兄に首輪とリードをプレゼント、真夏世界でコート一枚だけ羽織らせてもらって、姉であるアンジェリカに「ヨツンヴァインなれよ」と命令されて、エリカにも騎乗されお馬さんごっこ、駅前で衆目監視の中「おさんぽ」させられているカレー堕ちジュリアンきゅん。
『まあ、何ですの? アレ』
『ママー、おさんぽしてる』
『見ちゃいけませんっ』
『ヤダー、キモーーイ』
廃墟になっていない方の冬木市、駅前の賑やかな目抜き通りを姉や妹に連れられ、犬のようにお散歩中のジュリアン。
(ハァハァ、汚物を見るような目で若い子にも見られてる…… もっと汚い言葉で罵って)
カレー落ちして羞恥心でも欠落したのか、すっかり出来上がってしまい、欧米なら即逮捕案件のまま行軍中の一同。
「ハァハァ、ジュリアン様〜、よく似合ってますよ〜」
本来なら召喚主で人形の主であるジュリアンを、すぐに助ける立場にあるベアトリスだが、相変わらず主人の痴態をスマホで4k撮影しながら、衆人環視の往来で自分股間に指を伸ばして「作業」に入りそうなぐらい漲っていた。
「お姉ちゃん、私にもリード引かせて」
「ああ、やってみろ」
ジュリアンに騎乗してい
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