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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第87話
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つ猟兵が跳躍してアガートラムを超えてミリアム目がけて落下しながら大剣を振り下ろそうとしたが
「させるか―――斬!!」

「ぐっ!?」
ユーシスがクラフト―――アークブレイドを落下して来る猟兵に叩き込んでミリアムへの反撃を妨害し
「それっ!」

「――――」

「ガアッ!?」
続けてアガートラムが巨大な機械腕を振るって猟兵を吹き飛ばした。
「チッ…………!」
味方の劣勢を見た銃を持つ猟兵は舌打ちをした後ユーシス達に手榴弾を投擲しようとしたが
「友よ!」

「ピ――――ッ!」

「!!」

「唸れ―――雷咬牙!!」

「ぐはっ!?」
ガイウスの呼びかけに応じたゼオの突撃を回避した後跳躍から落下の速度を利用して十字槍を叩き付けて凄まじい衝撃波を発生させるガイウスの追撃を受けて吹っ飛ばされた。


「ヤァァァァァッ!!」

「「グルルル…………ッ!?」」
サラは散開した後自分達に襲い掛かって来た魔獣達にクラフト―――鳴神を放って魔獣達の動きを牽制し、その間にメサイアは魔獣達の側面に回って奇襲しようとした。
「させるか!」

「緋空斬!!」

「!!」
それを見た銃を持つ猟兵はメサイアに銃撃しようとしたがリィンが放った炎の斬撃波を回避する為にメサイアへの妨害を中断し
「光よ、煌めけ―――昇閃!!」

「「ギャンッ!?」」
魔獣達の側面に回ったメサイアが光の魔力を纏わせた聖剣で広範囲の袈裟斬りを放って魔獣達を撃破した。
「フフ、これはどうかな?―――セイッ!」

「な――――カハッ!?」
メサイアが魔獣達を撃破した直後にアンゼリカは一瞬で懐に飛び込んで必殺の一撃を放つ泰斗流のクラフト―――ゼロ・インパクトで銃を持つ猟兵を一撃で大ダメージを与えると共に吹き飛ばして戦闘不能にさせ
「一撃だと!?」

「く…………っ、泰斗流の零頸(ゼロインパクト)か…………!」
一般兵としての猟兵の中でも最高ランクである自分達の仲間が一撃で沈められた事に驚いた大剣を持つ猟兵達は左右からアンゼリカを挟み撃ちにして攻撃しようとしたが
「秘技―――裏疾風!斬!!」

「切り刻みなさい――――紫電一閃!!」

「「ぐあっ!?」」
リィンの電光石火の攻撃とサラが強化ブレードから放った紫電を纏いし旋風を受けて怯み
「断罪の光を今ここに―――断罪の光柱!!」

「フフ、見切れるかい?ハァァァァァ…………ッ!セイッ!!」

「「ぐはっ!?」」
メサイアが放った魔術による光柱とアンゼリカの音速で繰り出される拳による連続攻撃を放つ泰斗流のクラフト―――ソニックシュートを受けてそれぞれ戦闘不能になって地面に膝をついた。


「ハハ、やるな…………!」

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