第87話
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
貴様にはわかるまい!あの異変以来、手を汚してまで守り続けた故郷を我らは失った…………!」
「怒りと喪失感を埋めるには、我等の誇りを示すにはもはやこうするしかないのだ!」
「そのために我らは犠牲となろう!」
「故郷を救うために異国で果てたバレスタイン大佐のように!」
「…………!」
「この分からず屋ども―――!!」
北の猟兵達の決意を知ったリィンが目を伏せるとサラは全身に紫電を纏い、リィン達と共に北の猟兵達との戦闘を開始した!
「喰らえっ!」
「フンっ!」
「グルルルッ!」
猟兵達はリィン達の先頭にいるサラに銃で攻撃したり、手榴弾で攻撃し、魔獣はサラに向かって突撃して攻撃をしたが
「ハアッ!これはオマケよ!」
「ガッ!?」
「ぐあっ!?」
「ギャンッ!?」
サラはクラフト―――絶光石火で回避すると共に反撃を叩き込んだ。
「――――緋空斬!!」
「そこだっ!!」
「フフ、行くよ―――セイヤァッ!!」
そこにリィンがクラフト―――緋空斬で、ガイウスが竜巻を十字槍から解き放つクラフト―――ゲイルストーム、アンゼリカは回し蹴りによる衝撃波のクラフト―――レイザーバレットによる遠距離攻撃でそれぞれ追撃した。
「舐めるなっ!」
「この程度で我らの誇りは揺らがない!」
ダメージを受けても猟兵達は自分達が受けたダメージを全く気にしないかのようにそれぞれ遠距離攻撃による反撃をし、リィン達はそれぞれ散開して回避した。
「ガーちゃん、お願い!」
「――――」
「いっけ〜!」
「ぐあっ!?」
「がっ!?」
「崩したよ!」
「行くぞ――――斬!!」
アガートラムを球体に変化させ投下するクラフト―――メガトンプレスで猟兵達を怯ませるとミリアムとリンクを結んでいるユーシスが霊力を集束した騎士剣で薙ぎ払うクラフト―――アークブレイドで追撃し
「二の型―――疾風!!」
「竜巻よ―――薙ぎ払え!!」
「ヤァァァァァッ!」
「フフ、痺れさせてあげよう―――たあっ!―――ライトニングキック!!」
「がはっ!?おのれ…………っ!」
「ぐ…………強い…………」
「さすがは大佐の…………」
リィン達が続けてそれぞれ広範囲を攻撃するクラフトで追撃し、ダメージに耐え切れなくなった猟兵達はそれぞれ気を失って地面に倒れ、魔獣達は撃破された事で消滅してセピスを落とした。
「……………………」
「サラさん…………」
「んー…………ちょっと可哀想かなー。」
倒れた猟兵達を複雑そうな表情で見つめるサラの様子をリィンは辛そうな表情で見つめ、ミリアムは猟兵達を憐れんだ。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ