CAST37
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性別反転は成功したのだが………。
「にゅぁっ!?」
ガシリと手を掴まれた。
向こう側に引っ張られる。
不意討ちだったので一気に肩までスキマに入った。
達也の奴どうやら俺をスキマから引き出すつもりらしい。
━━怪力乱神を持つ程度の能力━━
能力で競り勝ち、手首あたりまで戻った時だった。
ボギィ!
「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!?」
あの野郎躊躇無く指折りやがった!?
スキマを閉じ、手首を切り離す。
━━老いることも死ぬこともない程度の能力━━
一瞬で傷口から焔があがり、再生した。
「ふぅ…悪戯の報復にしては重かったな…」
再生した手をぷらぷらさせる。
「白夜様。たぶんあっちで深雪様が腰抜かしてますよ?」
「その分達也が甘やかすだろうさ」
あー、手を虫みたいに動かして深雪さんをびびらせても……いやわざとだったら達也から何されるかわからんな。
「白夜君。深夜達にはしないのかしら?」
「んー……」
こないだ深夜さんをフタナリにしたら穂波さんから苦情きたんだよなー。
「じゃぁ穂波さんに」
水波の血を介して穂波さんを捕捉。
スキマ越しに背中をつつく。
「ふぅ。おしまい」
さて、明日はどうなってるかな。
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