第七十二話 呂蒙、学ぶのことその一
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そのうえでだ。彼にこうも言うのだった。
「じゃああんたはもう労咳じゃ死なないのね」
「そうなった。幸いな」
「いいことよ、ただ」
「ただ。何だ」
「どうして治してもらったのよ」
孫尚香が今度尋ねるのはこのことだった。
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