暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第74話:Iris
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イン、ゼロ、アイリスの写真が入っていた。
「これ…」
「そう、あの時の写真。プレゼントは動く時に邪魔にならないようにロケットペンダントにしてみました。」
満面の笑顔で言うルインにアイリスも笑みを浮かべる。
「ありがとう…こんな素敵なプレゼントを……」
「気にしなくていいよ」
「私達も散々助けられたしね。ね?ゼロ」
「ああ…アイリス。あの事件は、きっと俺達だけでは解決出来なかっただろう。お前が居てくれたからこそ、解決出来たんだ。お前はいいオペレーターだ。遠慮することない。自信を持て、お前なら大丈夫だ」
いつも寡黙なゼロが、ここぞとばかりに一気に言葉を並べた。
「(元気づけて……くれてるのよね……)」
ゼロの真っ直ぐな言葉に、アイリスは心が軽くなったような気がした。
「ありがとう、ゼロ。私、頑張るわね」
「ああ」
そして2人で微笑みあった。
「よし、今日はアイリスのお祝いにご飯を食べに行こうか!!」
「ああ、それもいいな。近くに店があったからそこで食べよう」
「行くぞアイリス」
「ええ」
4人は並んで廊下を歩く。
彼らの絆は簡単に消えたりなんかしない。
エックスとゼロは仲良く会話しながら歩くルインとアイリスを見遣りながら足を進めた。
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