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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第73話:Counterpart
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もその方がいいと思います」

ゼロとアイリスもそれに異存はなかったので、ハンターベースに帰還することにした。

そしてハンターベースに帰還するとイレギュラーの解析を開始し、帰還してからアイリスは休まず解析を続けていた。

「どうだ?」

様子を見に来たゼロがアイリスに尋ねて来た。

「あ、ゼロ隊長。まだまだ解析には時間がかかります。」

「そうか…差し入れだ」

ゼロはアイリスにハンターベースの購買の紙袋を渡す。

アイリスは紙袋を開け、中を見るとアイリスが好んで飲むカフェオレとサンドイッチ等の軽食が入っていた。

「あ、ありがとうございます…」

「ああ、まあ…俺達レプリロイドには気休め程度にしかならないだろうが」

ゼロも持参してきた飲み物を口に含む。

飲み物はゼロもアイリスと同じカフェオレだ。

「ゼロ隊長、甘い物がお好きなんですか?」

「いや、昔はそんなに好きではなかった。だが一度大破してボディが別物になったせいか味覚が変わったのかもしれん」

「はあ…」

「アイリス、その隊長と敬語は止めろ」

「え?でも…」

「そういうのは苦手でな。エックスにもルインに対しても敬語はいらない。それ以前にお前とルインは友人だろう。何故友人相手に敬語を使う?」

「あ…その…勤務中のルインはなんか怖くて…」

「今は同じチームで仲間だ。仲間同士敬語は必要ない。現にあいつだって普段通りだろう。」

「仲間…そう、よね……仲間だものね…これからよろしくねゼロ。」

「ああ」

こうしてエックス達は仲間として互いに協力しあい、この事件を解決するのであった。
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