迷いの死の森からの脱出法
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」
風羅「若干ですが魔力を感じます。私も同じ道を通っていると言われなければ気付かなかったかもしれません 」
桂花「フッ!気付かせた私に感謝しなさい! 」
調子に乗る桂花は置いといて
エリス「風羅さんの風で霧をはらえませんか? 」
風羅「ダメだね。こう多くちゃ少しはらっても無駄だよ 」
この霧の中にいる限り森からは出られなかった。
アンソニー「どうするんだよ!?誰か出口を教えてくれ〜!! 」
すると
人面樹「出口は右だ 」
アンソニー「ホントか! 」
人面樹は言葉を信じようとするアンソニーであったが
マリア「馬鹿!人面樹はホントのことを言わないの忘れたの!! 」
アンソニー「おっと、そうだった 」
迷わす霧と仲間割れをさせる人面花、そして嘘しか言わない人面樹
まさに死の森と呼ばれるにふさわしかった。
だが
華琳「! 」
話を聞いた華琳が何かを閃いた。
華琳「マリア、この人面樹は絶対本当のことを言わないのね 」
マリア「そうですけど 」
華琳「なら! 」
バッ!
華琳は人面樹達の前に立つと
華琳「人面樹!私の問いに答えなさい!!出口は何処なの!! 」
この華琳の質問に
人面樹「出口は右だ 」
人面樹「左だ 」
人面樹「後ろだ 」
次々と人面樹達は嘘を言うが
華琳「・・・ 」
人面樹達の話を聞いた華琳は
華琳「皆、出口はあっちよ! 」
ビシィッ!!
ある方向を指さした
すると
人面樹「違う!?出口はこっちだ!? 」
人面樹「そっちに行ったら死ぬぞ!? 」
人面樹達は慌てだし華琳がさした方向に行かせまいとした。
マリア「こんな人面樹は初めてよ 」
凪「華琳様は一体どうして? 」
その理由は
華琳「簡単な話よ。こいつらは嘘しか言わない。本当のことを言わない。ならこいつらが唯一さしてない場所が出口なわけよ 」
桂花「さすが華琳様です! 」
春蘭「?。どういうことだ? 」
霞「春蘭には後で話したるから 」
風「今は先を急ぐとしましょう 」
スッ!
人面樹「ダメだってば!?そっちは危険だ!? 」
叫びまくる人面樹を無視して先を進む一行
このまま無事に通れるかと思いきや
ズバァッ!!
人面樹「ぎゃあぁーっ!? 」
華琳「何の音!? 」
一行の後ろの方で人面樹の叫び声が聞こえると
ズシズシンッ!!
バーサーカー「惜しかったなぁ、俺に出会わなければ楽に森を抜けたというのにぃ 」
バァンッ!!
後ろから森の処刑悪魔であるバーサーカーが現れたのだった。
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