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ヘタリア学園
第七千六百五十話  阪神のニュースは入る

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第七千六百五十話  阪神のニュースは入る
 イタリアはドイツに新聞を読みつつ言いました、読んでいる新聞は関西では大人気の神戸から発行されている新聞です。
「俺達今年大阪にお邪魔するけれど」
「サミットでな」
「この新聞でいつも載ってるね」
「阪神のことには触れられるな」
「そうだよね」
「そのことは間違いない」
 ドイツもイタリアに確かなお顔で答えます。
「大阪というか関西といえばな」
「阪神だからね」
「だからだ」
 それでというのです。
「俺達もサミットの時阪神のことは聞けてだ」
「試合も実況で観ることが出来るね」
「それが出来る、しかしな」
 ドイツはここで微妙なお顔になってイタリアにお話しました。
「阪神はちらりと観てもな」
「毎年物凄い展開になってるからね」
「六月ではまだましみたいだが」
 真骨頂は甲子園以降です。
 ですが阪神は確かに毎年超展開と言っていいです、それでドイツもイタリアにこうしたことを言うのでした。


第七千六百五十話   完


                 2019・3・19



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