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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第67話:VAVA Mk-II
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けどね!!」

「ククク…確かにな。エックスを倒す前にその姿のお前を倒すのも一興かもな!!」

左肩のミサイルポッドからミサイルを放つVAVA。

ダッシュでかわそうとするルインだが、ミサイルはルインを追尾する。

「えっ!?」

「俺が今更ただのミサイルなど使うわけがないだろう。インフィニティーギグ同様、当然ミサイルもホーミングなんだよ!!」

「ダブルチャージショット!!」

すぐさまルインはダブルチャージショットでミサイルを迎撃する。

「ダブルチャージか!!」

ダブルチャージショットを見たVAVAは電子頭脳にインプットされている情報を検索した。

ダブルチャージはかつてのカウンターハンター事件の際にエックスが使用していたセカンドアーマーの能力だったはずだ。

ダブルチャージは単発の威力は最初の強化アーマーであるファーストアーマーのスパイラルクラッシュバスターにも劣るが、二発もチャージショットを放てるために使い勝手は大きく上回る。

セカンドアーマーのダブルチャージは反動故に地面では接地、他にも動きを阻害してしまう欠点があったが、Xアーマーにはそれがない。

「ふん、そうでなくては面白くない。」

「喰らえ!!メガトンクラッシュ!!」

「一度見た技がまた通用すると思っているのか!!」

FXアーマーに換装したルインはチャージを終えたナックルバスターで殴り掛かる。

メガトンクラッシュの破壊力を知るVAVAは真っ向から受け止めるようなことはせず、シールドで受け流し、そしてルインの背後を取るとすかさずキャノン砲から火炎を放つ。

「きゃあ!?」

「お前の力はこの程度かルイン!!」

「くっ!!プラズマビット!!」

炎に耐えながらHXアーマーに換装し、ダブルセイバーをチャージして電撃弾を数発放つ。

「温い!温すぎるぞ!!」

電撃弾を両手で受け止めるVAVA。

しかしルインの本命は電撃弾ではなくセイバーによる直接攻撃。

「やああああ!!」

セイバーを振るい、VAVAを斬り裂こうとするが、VAVAは信じられない反応速度でかわす。

「なっ!?」

「改修された俺は数多の兵装を失ったが、それを補って余りある力を手にした。以前のボディを超えるパワーと防御力。特にスピードをな!!」

裏拳をルインの横っ面に叩き込むVAVA。

「あぐっ!!」

「あらゆる攻撃と動きに反応出来る反射速度とそれに追従出来る機動力…あらゆる面で強化されたスピードこそが俺の最大の武器なんだ!!いやっ、違うな。」

「っ!?」

再びキャノン砲から火炎を放ち、ルインに直撃させると一気に距離を詰めて顔面を鷲掴みにする。

そしてルインを城の壁に
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