暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第66話:Understanding
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むぐう」

ドップラーの顔面にサイバーエルフが体当たりを喰らわせて強制的に寝かせる。

「あ〜、お主らすまんが一時凌いでくれや」

「はい」

「後で美味しいお菓子をご馳走して下さいね」

ケインの言葉にエックスとルインは即答して、ゼロの方を見遣る。

「ゼロ、君はケイン博士を頼むよ」

「もしそっちに行ったら対処お願いね」

「………俺は爺のお守りか」

エックスとルインに頼まれたゼロは微妙な表情でケインとドップラーの前に立つ。

「久しぶりだね、一緒に戦うの」

「ああ、そうだな。1体も博士に近付かせないようにするんだ…病み上がりの君には悪いけど…」

「大丈夫大丈夫、何もしない方が却って辛いこともあるしね」

エックスはシュリンプァーのスピニングブレードを選択し、ルインはPXアーマーに換装するのと同時に構えた。

「スピニングブレード!!」

「十字手裏剣!!」

エックスのチャージスピニングブレードとルインの巨大手裏剣がメカニロイド達を薙ぎ払うように斬り裂いていく。

上空のメカニロイドにはルインがLXアーマーに換装するのと同時にハルバードをチャージする。

「フリージングドラゴン!!」

氷の龍が投下された爆弾を全て防ぎ、エックスもビートブードから得た特殊武器を展開した。

「バグホール!!」

上空で展開したチャージバグホールによる小型ブラックホールはメカニロイドを吸い込み、消滅させる。

「ダブルチャージショット!!」

Xアーマーに切り替え、バスターのチャージを終えるとチャージショット二発をメカニロイドが密集している場所に発射した。

「ルイン、そのアーマーは?」

「私の新しいアーマーだよ。エックスと似ているからお揃いだね」

「あ、うん…」

「?」

何故か照れ臭そうなエックスの表情にルインは疑問符を浮かべた。

「トライアードサンダー!!」

チャージトライアードサンダーを使い、電撃を纏わせた拳で地面を殴ると衝撃と電撃の二段攻撃で地上のメカニロイドを粉砕していく。

「エックスもアースクラッシュやグラウンドブレイクみたいなことが出来るようになったんだね」

「特殊武器のチャージだからあまり燃費は良くないけどね」

「これは私も負けられない。プラズマサイクロン!!」

HXアーマーに換装するとダブルセイバーのチャージ攻撃を繰り出す。

「………」

圧倒的な力でメカニロイドの大軍を相手にするエックスとルインを見つめるドップラーだが…。

「駄目じゃぞい。お主、今起きてエックスとルインのデータを集めようと考えたじゃろ。ほれ、ちょいと手を退かせ、動いていてはこの子の治癒能力も無意味になるしの」

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