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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第65話:Grudge
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「どっ……道具ーーっ!?嫌だっ、嫌だっ!私は自分でいたーい!!」
ワームはマンダレーラBBとヴァジュリーラFFに取り憑き、寄生を始めた。
「うっ…」
あまりにも惨い光景にルインは思わず口元を押さえてしまう。
「うあっ、あっ、あっあ……」
マンダレーラBBの声が聞こえなくなるのと同時に2体のレプリロイドは1体の大型レプリロイドとなり、同時にヴァジュリーラFFとマンダレーラBBは今死んだのだ。
「さあ…思う存分働け。ナイトメアポリス最終形態。ゴッドカルマシーン・O・イナリーよ!!」
「酷いね、あんな酷いことするなんて、一発殴らないと気が済まないよ!!」
「どこまで腐ってるんだあいつは…」
ルインとゼロは嫌悪感を隠さずにドップラーを睨み据える。
O・イナリーはビームサーベルの斬撃を飛ばし、エックス達に攻撃を仕掛ける。
身構えるルインだが、エックスが制した。
サードアーマーのディフェンスシールドのバリアがそれをあっさりと弾く。
「素晴らしい!!」
攻撃を防がれたにも関わらず、ドップラーはエックスの性能に歓喜した。
「データだデータ!!全てのデータを送るぞ!!コンピューターにぃ!!そして、より完全なボディをぉ、あの方の為にぃーーっ!!」
O・イナリーが何度攻撃しようと、エックスのディフェンスシールドに弾かれる。
「まだだ!その程度ではないだろう!!未知の領域を見せてみろ!!」
ドップラーの目を通して、コンピューターにデータが送られていき、データが送られていく度に歓喜する。
「エックス…」
「分かっている。君はゼロ達を守っていてくれ」
ルインの声に頷くと、ドップラーの事など構わずにエックスはO・イナリーに向かっていく。
「素晴らしい!素晴らしい“力”だーーーっ!!ん?」
エックスは両腕のチャージを終えると、O・イナリーに向けた。
「すまない」
自我を失った哀れな存在に謝罪しながらエックスはクロスチャージショットを至近距離で放った。
クロスチャージショットはO・イナリーを容易く飲み込み、そのままドップラーの乗ったメカニロイドに向かっていく。
「ひぐっ!!」
メカニロイドにクロスチャージショットが直撃し、ドップラーは爆発に巻き込まれた。
「ドップラーっ!!…ぐ…」
爆発に巻き込まれたドップラーにケインは俯いた。
「ケイン博士、ドップラー博士のことは残念でしたけど、あの人がこれ以上罪を重ねずに済んで良かったと思いましょう」
「そうじゃな……」
燃え盛るO・イナリーから叫び声が響き渡り、O・イナリーの体を構成していた無数のワームが別の形に変わっていく。
「形が…変わってきてお
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