141一大イベント
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き出すよ、栞ちゃんや香里さんを襲って酷いことをしようとした奴らだから、生かして返さないよ)
『ええ、お願いします』
そう言って爽やかに笑う栞を見て、復讐から来る笑顔なのか、やはり心まで使い魔に汚染されているのか、測りかねる一同。
日没後の栞なら、闇落ちしているので一目で悪鬼羅刹だと分かるが、日中の栞は普通の少女のようにも見えた。
『さあ、今度はお姉ちゃんが余興を見せる番よ』
「エ?」
以前の当主候補が一掃された宴会場で、次は香里の宴会芸が披露される。
月宮教団
昨夜の天使の人形は、妖狐の嫁になった者にはノルマを果たして天井?の快楽を与えてやったが、美女100人とかは放置して秋子の家に行った。
週末の外泊だと理由をつけて病院から抜き出した香里に力を与え、栞にも自分の分体を一つ入れて強化した。
その後は、委員長防御用の分体を戻して、翌日昼間に行動するために眠りに付いた。
残りの総力を挙げて栞に同行して、倉田家の分家に侵入するつもりでいて、もしあゆを呪ったような奴がいれば一族郎党皆殺し、そうでなくても栞と香里に家を乗っ取らせるつもりで行動した。
現在のネ右一クンは空っぽの無力である。
そう、佐祐理にけしかけられた爺やさんに掘られようとも、クマ先生を掘るように姉たちに背中を押されて命令されても、委員長の遺伝的父親が「ソレはキモチイイイコトナノデスカァッ?」と乱入されても抵抗できず、無抵抗主義を押し通すしかない、魔物たちには無力なただの男子高校生になっていた。
少し戻って早朝の祐一の部屋
「おはようございます、(プークスクスクス)現人神様」
今朝の始まりは、昨夜祐一のメス奴隷になったはずの、案内用お世話係の女子高生巫女の半笑いの笑顔と、吹き出しそうになるのをプルプル堪えながら起こされる所から始まった。
「はへ?」
周囲にはネ右一クンとクマ先生のファイナルフュージョンを観覧できるプラチナチケットを持った嫁一同が、ワクテカし過ぎて早起きしてしまい、食事もトイレも済ませた完全装備の状態で、半笑いのまま集結していた。
どのぐらいプラチナチケットかというと、妖狐のお手付きや巫女になって神域に行けるよりも貴重なチケットで、昨日金持ちのブサイクな娘が神域に入る権利を金で買ったが、本日の入場チケットは買おうとしても参加できず、美女100人とか当主でも観覧できないプラチナムカツク状態だった。
イベント告知すらされていなかったのに嫁同士の口コミだけで集結した。
秋子ちゃんは今日もファッチューチュンの坊さんみたいに壁乗り越えても空間転移してでも見に来る。
本来なら、今日は早朝から天野家に移動させられ、倉田家一同を除去した状態で美汐とマコピーの結婚式に出席するはずだったのだが、日曜朝
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