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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica35-Bエレミアの手記〜She's Memory2〜
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ゃないっスよ。結果論で万事解決したとは言え、一歩間違えば楽々拉致っスからね」
「ああ、ファビア・クロゼルグが大隊側ではなくてよかったよ」
「・・・ハッ! えっと・・・コホン。では、これにてエレミアの手記探索を終わります! お疲れ様でした!」
なのはさんとの触れ合いを私たちに見られていたことを思い出したのか、少し顔を赤くしたヴィヴィオさん。彼女の発した締めの挨拶に「はーい!」と応えた後は、来た道を戻って転送器に乗り、未整理区画から一般開放区画へと帰還。
「んじゃ、私はファビアを連れてくから、アインスは引き続きヴィヴィオ達の護衛な。なのはちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃんはいま昼休み中やろ? ノーヴェとルールーとリヴィ、それにインターミドルのトップランカーも居るからそう心配はないやろうし、時間になったら戻ってええからな」
「はい、お任せを」
「「「うんっ!」」」
はやてさんがファビアさんの背中に手を添え、「行こうか、ファビア」この場から去ろうとしたので真っ先にヴィヴィオさんが「ファビアさん。また連絡します。そうしたら今度はゆっくりとお話しましょう!」と大きく手を振り、ジークさんも「待っとるからな〜!」と手を振りました。
「私ももっとお話をしたいです。ファビアさん」
「・・・うん」
こうしてファビアさんは、はやてさんと共に先に無限書庫を後にしました。そして私たちはと言うと・・・
「今日は
本局
(
こっち
)
の寄宿舎で泊まるんだからよ。ちょっと本局内を見て回らねぇか?」
「魅力的な提案ですが・・・。本局とは言えあまりで出歩くのは・・・」
ヴィクターさんがヴィヴィオさんをチラリと見たところで、ぐぅ〜〜、と大きなお腹の音がしました。私たちの目が音の主、ジークさんへと一斉に向く。
「あぅぅ・・・、そんな見んでぇ〜・・・」
耳まで赤くしたジークさんは俯き、お腹を両手で押さえました。さらにリオさんとミウラさんとリヴィさんも、くぅ〜、とお腹を鳴らしました。
「ウチのより音が可愛ええとか・・・」
「どちらにしても恥ずかしいですよ・・・!」
どういうわけかお腹の音の差にガックリと肩を落とすジークさんとミウラさん。番長さんが「そういや昼飯はまだだったな」と苦笑して、エルスさんも「そうですね。時間的に見てもそろそろかと」と時刻を確認します。
「12時50分か。そろそろ食事というのも良いかもしれないね」
「ですね。お食事しに行きたいんだけどいいかな?」
ノーヴェさんやアインスさん達にそう尋ねたヴィヴィオさんに、アリシアさんが「いいんじゃない?」展開した空間モニターにマップを表示しました。
「何か料理の種類にリクエストとかある? あーでも、ここから4〜5分のと
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