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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica35-Bエレミアの手記〜She's Memory2〜
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。良かったな、ファビア。そやけど迷惑をかけたみんなには、ごめんなさい、ってちゃんとしておこか?」
「ご、ごめんなさい」
小さく頭を下げた上での謝罪の言葉に、私たちは「はい!」と優しく頷き返した。その後、はやてさんはバックアップデータから書庫内を完璧に修復し、エレミアの手記は元の書棚へと戻し終え、私たちは後腐れなく書庫の出口へ向かいました。
「でもフェイトママが来てくれてるなんて思いもしなかったよ」
「あー、うん。本当なら未整理区画に入る前にお見送りしようって思ってたんだけど、アリシアがちょっと遅れちゃって。今はなのはと一緒に外で待ってるよ」
「なのはママも一緒なんだ!」
「うん。まだ本局に残らないといけないけど、次元港まではお見送り出来るからね」
「うんっ!」
ヴィヴィオさんがフェイトさんと母娘らしい会話をしている中、イクスさんが「はやてさん。ファビアさんはすぐに解放されますか?」と尋ねました。
「うん。もう反省もしてるみたいやし、厳重注意だけで済む予定や」
「そうですか。なら、連絡先を交換しましょう、ファビアさん!」
「連絡先・・・?」
「それはいい考えですわ、イクス」
「じゃあウチも!」
「ジーク。あなたは携帯端末を持ってないでしょ?」
「うあ! そうやった!」
「んじゃあよ、この機会に持てばいいんじゃね?」
「そうだね。いつもフラリと居なくなるからヴィクターも困っていたようだし、私たちとしてもプライベートでもっと仲良くなりたいからね」
「むぅ、そうしよかな〜・・・」
キョロキョロと皆さんを見回すファビアさんに、私も「ぜひ」と微笑みかけた。フェイトさんとのお話を終えたヴィヴィオさんも交えて連絡先を交換。インターミドル期間中は、互いにライバルということで無闇に連絡を取り合わないこと、しかしそれ以外は普通にメールや連絡はしましょう、などの約束を交わしました。
「お、戻ってきた!」
「おーい!」
「おかえり、みんな」
「無事で何よりだぞ」
書庫の入り口にまで戻ってくると、ノーヴェさんやアインスさんの他に、ヴィヴィオさんのお母様であるなのはさんと、フェイトさんのお姉さんであるアリシアさんがいらっしゃいました。
「なのはママー!」
「ヴィーヴィオ〜♪」
ヴィヴィオさんは満面の笑みを浮かべて、勢いよくなのはさんに抱きつきました。ヴィヴィオさんは、冬期休暇に入ってからというものこうして直接なのはさんとお会い出来ませんでしたから。皆さんでその様子を温かく見守りました。その間に、私たちは書庫内で起きた事件をノーヴェさん達に伝えました。
「へぇ〜。魔女術ってなかなか面白いね〜」
「アリシアさん、笑い事じ
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