暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第62話:Funeral
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


磁力弾をショットで破壊するが、既に手遅れであった。

「もう間合いに入っておるわ!!!」

顔面にマンダレーラBBの拳が突き刺さり、ゼロは吹き飛ばされ、エックスもヴァジュリーラFFに吹き飛ばされてしまう。

おまけにエックスはセカンドアーマーが大破してしまい、攻撃力と防御力が大幅に低下した。

「くっ…アーマー…が…」

「御託は完璧な程、虚しいものだな」

倒れるエックスとゼロはボロボロだが、まだ切り札が残っていた。

「ゼロ…あれを…」

「ああ…あれで…決める…か…」

ふらつきながらも立ち上がり、エックスとゼロは全エネルギーを解放する。

「何をするんだ?うん?」

「何なのかは…」

「今見せてやる!!」

全てのエネルギーを込めたチャージショットとアースクラッシュを同時に繰り出し、アースクラッシュのエネルギーがチャージショットに吸収されて強大な一撃となってヴァジュリーラFFとマンダレーラBBに迫る。

「な…に?」

そしてその一撃は見事に直撃し、背後の壁を跡形もなく粉砕した。

「あいつらの敗因は慢心だったな…」

「うん…俺達を何時でも倒せると言う油断だったんだ…あいつらの言う通り、実力には差があったんだ…しかし…」

「成る程な…それは勉強になる…」

爆煙が晴れるとシグマを倒した一撃であったにも関わらずにダメージを受けていないヴァジュリーラFFとマンダレーラBBの姿があった。

「なっ!?」

「あの攻撃で無傷だと!?」

「貴様らのレベルでドップラー様の科学を考えたな!!愚かな奴らだ!!」

先程の一撃で全てのエネルギーを出し切ったエックスとゼロはもう満足な反撃も出来なかった。

エックスは全身を斬り刻まれ、ゼロは全身を滅多打ちにされた。

そしてふらついたところをエックスはサーベルで肩口から斬りこまれた傷が背中まで達して大出血。

ゼロもまた、マンダレーラによって胸部装甲を砕かれ、肋骨のような内部フレームが露出するほどのダメージを負う。

最早気力だけではどうにもならないダメージにエックスとゼロは力なく倒れ、ヴァジュリーラFFとマンダレーラBBに捕縛され、そしてエックスとゼロを磔にすると、この光景の映像を人類に見せつける。

「人類諸君よ!これよりパーティーの第二幕の中継を始めよう。まずオードブルは君達の英雄の今の姿からだ。中々いい格好だろう?それではお待ちかねの第二幕の宣伝をしよう。第二幕はこの英雄達の公開処刑を演目とする!開演は12時間後の午前6時!場所はDポイントのデス・ドッペルタウン!!皆さんのお越しをお待ちしている!!」

それだけ言うとヴァジュリーラFFは映像を切り、世界が絶望に満たされていく中、あ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ