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翠碧色の虹
第四十三幕:たいせつななつの虹
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無理しなくていいよ! ありがとう!」
七夏「私、柚樹さんをお見送りしますから☆」
時崎「ありがとう、七夏ちゃん!」
心桜「はは、つっちゃーは、ここの女将さんなんだから、自然とお見送りだね!」
七夏「くすっ☆」
時崎「それじゃ、写真屋さんへ製本依頼に出掛けるよ」
心桜「今から?」
時崎「製本には日数が掛かるから、早い方が良いんだ」
心桜「んじゃ、あたし達も商店街へ出掛けよう!」
笹夜「ええ♪」
七夏「えっと・・・」
心桜「つっちゃーは、そのままで!」
七夏「え!? 私だけ浴衣なの?」
心桜「ま、普段から浴衣でも出歩いてるでしょ!? お兄さんも早い方がいいって話してるよ!」
七夏「そ、そうだけど・・・」
心桜「お兄さんっ!」
時崎「な、七夏ちゃんさえよければ、もうしばらくその格好で居てくれると嬉しいかな」
七夏「ゆ、柚樹さんがそう言ってくれるなら・・・」
心桜「んじゃ、早速お出掛けとまいりますか!」
笹夜「ええ♪」

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

3人と写真屋さんへ出かける。写真屋さんの前で、天美さんと高月さんは待ってくれると話して、写真屋さんへ入っているのは俺と七夏ちゃんだけだ。その理由は、以前にも似たような事があったから分かる・・・小さなお店に用も無いのに大勢で押し寄せるのは・・・という事だろう。七夏ちゃんには、もし、製本アルバムの仕上がりが間に合わなかった時に、代理で取りに来てもらう為、一緒に来てもらっている。

俺は、店員さんにマイパッドのアルバムデータを製本依頼する。

時崎「お時間は、3日くらい必要でしたよね?」
店員「はい」

以前に製本の事を聞いていたから、今日依頼して、ギリギリ間に合うかどうかという所か。もし間に合わなかったら、七夏ちゃんにお願いするか、民宿風水へ郵送で届けてもらう手続きをしなければならない。できれば、直接手渡しが良いのだけど。

時崎「同じアルバムを3部注文させて頂きたいのですが、それでも大丈夫でしょうか?」
店員「いつもありがとうございます。3部でしたら、大丈夫です」
時崎「急な申し出ですみません」
店員「いえ。時崎様は、よく当店をご利用くださっておりますので、お急ぎでお手配させて頂きます!」
時崎「本当ですか!? 助かります!」
店員「少々お待ちくださいませ」

製本アルバムが速く仕上がってくれると助かる。出来れば俺と七夏ちゃんで一緒に凪咲さんに渡したいから。

店員「お待たせいたしました。今からすぐに手配させて頂きますので、明後日の夕方頃には完成できる事をお約束いたします!」
時崎「ありがとうございます! 明後日の夜なら大丈夫という事でしょうか?」
店員「はい! 完成しましたら、すぐに連絡させて頂きます!」
時崎「ありがとうございま
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