第三幕その一
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第三幕 オズの国の中華街
一行はマンチキンの国に入りました、そしてそのうえでさらに東に進みつつです。ドロシーは皆に言いました。
「この近くに中華街があるkれど」
「そうだったね」
ジャックがドロシーに答えました。
「この辺りだったね」
「ええ、マンチキンの中華街があるわ」
「最近あそこに行ってなかったよ、僕」
「私もよ、だったらね」
「それならだね」
「今からね」
まさにというのでした。
「あそこに行く?」
「それもいいね」
「いいね、行こう」
「僕も賛成だよ」
かかしと樵もドロシーに言いました。
「僕達はウィンキーの中華街によく行くけれど」
「マンチキンの方にはないからね」
「だからね」
「是非行こう」
「うん、行くべきだよ」
大尉も言ってきました。
「折角近くに来たんだし」
「僕も行きたいよ」
トトもドロシーに言ってきました。
「マンチキンの中華街にね」
「それじゃあね」
「皆で行こうね」
「そうしましょう」
「あっ、オズの国には中国系の人もいるから」
ドロシー達の会話で、です。神宝も気付きました。
「だから中華街もあるんですね」
「そうよ、アメリカにも中華街があるでしょ」
「オズの国はアメリカが反映されるから」
「だからね」
「オズの国にも中華街があって」
「そうしてね」
そのうえでというのです。
「私達も行って楽しめるのよ」
「そうなんですね」
「それじゃあね」
「はい、今からですね」
「中華街に行きましょう」
是非と言うのでした。
「そうしましょう」
「それでは」
こうお話してです、そしてでした。
一行は黄色い煉瓦の道から少し南東に離れてそちらに行きました、そしてそこにおいてなのでした。
目の前に赤い大きな中華風の門、青い墨汁で中華街と漢字で書かれた門がある中華風の城壁に囲まれた街がありました、その街こそがです。
中華街でした、神宝達はその門の前に来て言いました。
「こここそがだね」
「うん、中華街だね」
「そうだね」
「門も壁も中華街だし」
「中もよね」
「そう、中もね」
そこもとです、ドロシーがお話しました。
「中国なのよ」
「やっぱりそうですよね」
「中華街ですからね」
「だから中もですね」
「中国風で」
「中にいる人達も」
「そう、中国系の人達よ」
つまりアジア系の人達だというのです。
「皆ね、観光客の人達も多いけれどね」
「僕達も観光客ですね」
「そうなんですね」
「これから中華街に入るから」
「だからですね」
「観光客として中に入って」
「楽しみましょう」
笑顔で言ってでした、ドロシーは神宝達も連れて中華街の中に入りました
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