第七千六百四十四話 パリーグ同志で
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第七千六百四十四話 パリーグ同志で
ドイツはイタリアと一緒に西宮に行って言いました。
「ここには球場があった」
「昔のことだね」
「そうだったが」
それがというのです。
「今はない」
「阪急の本拠地だったね」
「そして難波と藤井寺にもだ」
「そっちは南海と近鉄だね」
「どのチームもパリーグだった」
「鉄道会社が親会社のチームが三つあったんだね」
パリーグにはです。
「関西だけで」
「そうだった、西鉄から西武になるが」
「あそこも鉄道会社だね」
そちらが親会社です。
「鉄道会社が親会社なのが日本だったんだね」
「かつてはな、そして三球団でだ」
「ライバル関係にあったね」
「特に近鉄と阪急はな」
この二チームはというのです。
かつてのパリーグはそうでした、昭和の古い時代のお話になってしまいましたが日本の鉄道文化の歴史の一ページです。
第七千六百四十四話 完
2019・3・16
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