暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第6章:束の間の期間
第199話「集う者達」
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ない。
 そして、祈梨の言う想いをそのまま形にした神の中には、勝利する想いを形にした神もいる。……そんな神の“想い”を挫くとなれば……不可能に近い。

「………そうか……」

「神界の法則については、翌日にでも皆さんにも話しておきます」

 神界の法則に関する話はそこで終わる。
 そこで、ふと優輝は気になった事を思い出し、尋ねる。

「……奏やなのはがいないから、今の内に尋ねるが……」

「なんでしょう?」

「この“■■(黒い塗り潰し)”の部分、この“■■(部分)”に入るのは……邪神で間違いないか?一応聞いておきたい」

 リヒトに記録してある神夜のステータスを見せつつ、優輝は聞く。
 既に邪神イリスが洗脳を使う事から予想はしていた。

「……そうでしょうね」

「そうか。まぁ、確認したかっただけだ」

 予想通りだったため、話はそこで終わる。





「……おや?」

「どうした?」

 少しして、祈梨が何かに気付く。

「どうやら、ソレラさんが目覚めたようです」

「気配……は、僕だと感じなかったな」

 未だ眠っていたソレラが目覚めたと祈梨は言う。
 なお、ソレラも神界の神なので、優輝が気配で気づく事は出来ていなかった。

「彼女にも、色々と説明しませんと」

「そうだな」

 祈梨はそう言って、ソレラのいる部屋に向かう。
 優輝も付き添いとして同行した。
















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