猫娘と回想、I・アイランド編
NO.102 回想《7》 メリッサの研究室にて
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にも目を掛けてもらっているんだからかなりの強個性…………ブツブツブツ…………」
メリッサの中の科学者としてのスイッチが入ったのか、いつもの出久に負けず劣らずブツブツと色々と呟きだしてしまっていた。
それで出久は(普段は僕もこんな感じなのかなー……)と思っていたり。
「あ、あの……メリッサさん?」
「はっ!……ごめんね、デクちゃん。でも、そうなると一緒に着替えるのは恥ずかしいかな?」
「少し……。なんとかクラスのみんなとは一緒に着替えられるようにまでは慣れましたけど、雄英に入るまでは時期も関係して女子制服は購入しても無駄になるだろうと思って男性制服で過ごしていましたから……」
あはは……と空笑いをする出久に、メリッサは「苦労したのね……」と思いつつ、
「私は大丈夫だから、一緒に着替えましょう。デクちゃんもそこを気にして私に正直に話してくれたんでしょ? だから私も気にしないわよ」
「ありがとうございます……」
それで出久はみんなに告白した時の事を思い出しながらも、メリッサも自身の事をすぐに受け入れてくれたことに素直に感謝の思いであった。
それから出久とメリッサの二人は一緒にドレス姿に着替えたのであった。
ただ、出久はやはり気慣れないモノなので苦労していたので、メリッサが丁寧に着替えさせていて、照れていたのはご愛敬である。
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