暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第54話:Parasite
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康状態になったわい。これで一安心じゃな。しかし解せん、エックス程の戦士がいとも簡単に寄生されるとは…え〜い、早く帰ってこい!エックス!!」
エックスに叫ぶとケインは腕を振りながらホーネック達の元に向かう。
「よっしゃあ!!わしはもう一仕事じゃい!!」
そして外ではゼロが奮闘していた。
実力は完全に向こうが上回っているために何とか2体同時を相手にするのを避けるために壁蹴りを駆使して距離を取るが、ヴァジュリーラFFはゼロの真上を取ってビームサーベルを振り下ろしてくる。
「チッ!!」
セイバーでそれを受け止めるが、そのまま落下していき、真下にいるマンダレーラBBが落ちてくるゼロに拳を振り上げようとする。
しかしホーネックがゼロを抱え、マサイダーとタイガードがヴァジュリーラFFを押さえ込み、バッファリオはマンダレーラBBの攻撃を受け止める。
「お前達…全く…悪運が強いな俺達は…」
笑みを浮かべる加勢者達にゼロは笑みも浮かべた。
そしてエックスの夢の中では、エックスは舞い散る桜の花弁を見つめていた。
通り過ぎていく子供達の笑顔を見て、エックスは微笑む。
「みんな幸せなんだな…」
『そうです。あなたが苦しみに耐えて戦ってきた結果がこの理想郷なのです』
「こんなに平和なら…俺はもう戦わないで済むんだ…」
エックスの夢とは正反対の事態が現実の世界で起きていることなど知らないまま、現実のゼロ達とナイトメアポリスとの戦いは激化していくのであった。
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