光魔に対する尊敬と怒り
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の時!
ピキッ…
パキンッ!!
究極焔「んっ? 」
黒焦げとなった蠱蜘蛛の背中にヒビが入ると
シュバッ!!
ヒビが入った背中から何かが飛び出した。
それは…
超蠱蜘蛛「完全変態(トランスフォーム)・ハニービーモード! 」
ブゥンッ!!
蜂の姿となった蠱蜘蛛であり
超蠱蜘蛛「パラサイトスティング!! 」
ブスゥッ!!
究極焔「がっ!? 」
焔の背後に回り込んだ蠱蜘蛛は針で背中からひと刺しした。
何故蠱蜘蛛が平気だったのかというと、炎を食らう瞬間、蠱蜘蛛は自身をサナギのような鎧で身を包んで攻撃を防いでいたからである。
黒焦げになったのは蛹(さなぎ)であった。
ズボォッ!!
究極焔「こ…このやろ… 」
何とか力ずくで針を引き抜いた焔であったが
その直後!
ドクンッ!!
究極焔「な…何だ!? 」
何か焔に異変が起きてしまった。
すると
超蠱蜘蛛「自分で自分を殴れ! 」
蠱蜘蛛がそう言った瞬間
ドグボォッ!!
究極焔「ごほぉっ!? 」
何と!?焔は自分で自分の顔を殴ってしまった。
一刀「何やってんだよ焔!? 」
究極焔「俺が知るか!体が勝手に動きやがるんだよ!! 」
それには理由があった。
超蠱蜘蛛「俺の針に刺されると刺した相手の体に小さな俺の分身を送り込むことができる。そして相手の体を操ることができるのさ 」
究極焔「何だと!! 」
現実にも寄生バチという幼虫に卵を植えつけ、蛹になっている間に卵から生まれた蜂の幼虫が中身を食べ、蛹の中から蜂が生まれることがあるのだ。
超蠱蜘蛛「お前はもうおいらに操られたも同然なんだよ 」
一刀の代わりに戦っていたはずが窮地に陥ってしまう焔であった。
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