大波乱の進撃
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ァンッ!!
巨大な空飛ぶ船がヨナルデの屋敷の方へ向かっており
さらに船には華琳達、魔法使い達、ライラが乗っていた。
ヨナルデ「ちぃっ!?奴らめ、攻めてきおったか!しかし我輩の屋敷の場所は誰にも教えとらんはずじゃが 」
すると
ガルム「そういやケイル、黒装束はどうした? 」
ケイル「あ〜、どっかに置いてきたようだ 」
そう。魔法使い達はケイルが忘れていった黒装束を頼りに屋敷に向かっていた。
一刀「へんっ!部下が間抜けだと苦労するな 」
ヨナルデ「だ…だまらっしゃい!!お…おのれ魔法使い共め!! 」
このまま一気に魔法使い達が屋敷に向かってくるかと思いきや
同時刻、ヨナルデの屋敷手前の森の上空にて
ゴオォーッ!!
悪魔界の空を大きな船が飛んでいた。
エレナ「前方に屋敷あり、このまま全速前進です 」
アンソニー「まだ着かないの? 」
エレナ「まだです 」
エリス「それにしてもさすがはゴルド家の長男。空飛ぶ船を持っているだなんて 」
炎夢「以外だったねアンソニーっち 」
この空飛ぶ船は金持ちであるアンソニーが用意したものであった。
アンソニー「俺が十の時の誕生日にプレゼントされたんだ。俺は一度も使ったことないけどな、それよりまだ着かないの? 」
炎夢「ま〜だだよ〜♪ 」
マリア「でも風使いの風羅がいて助かったわ 」
風羅「風を操るなら朝飯前ですから 」
この空飛ぶ船は風を操ることに長けた風羅が操縦していた。
アンソニー「そんなことよりまだ着かないの? 」
マリア「まだよ。ってさっきから一分ごとに聞かないでよ!! 」
アンソニー「だって俺はもう空にはいたくないんだもの!! 」
アンソニーは高所恐怖症なため目隠ししていた。
一度も使ったことがないのも高所恐怖症だからである(当時の両親は高所恐怖症だと知らなかった)
アンソニー「でも怖がっているのは俺だけじゃないしさ 」
アンソニーが指をさした先には
ぶるぶるっ
頭を押さえて三角座りしながら震えている華琳がいた。
マリア「華琳さんも高所恐怖症なんですか? 」
華琳「そうじゃないわよ。ただ空には嫌な思い出があってね 」
本編にて華琳は一刀が操る箒から落ちてしまい危うく地面に激突しかけたトラウマがあった。
※詳しくは『小説家になろう』掲載されている本編の『拠点と華琳の不幸すぎる一日』参照
ちなみに他の皆は驚きはしているが華琳のように怖がってはいなかった。
桂花「こんな大きな船が空を飛ぶだなんてどうなっているのよ!? 」
春蘭「きっとオナラで飛んでいるだろうよ 」
スッ!
馬鹿なことを言いながら春蘭が腰かけると
カチッ!
何かのスイッチを押してしまった。
マリア「ちょっと待って!?まさか押したのってこういう時に定番の自爆スイッチじゃ!? 」
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