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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第32話。変人と素晴らしき同類。
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たんだ?

「昨日はどうしたんだ!?アルクェイドはずっと機嫌悪かったし、大変だったんだぞ!?晋吾ん家に乗り込もうとして止めるのが!!」
「ぶっちゃけると姉ちゃんにばれて怒られてました。」
「あー。うん。なんかごめん。」
「いいってことよ。」

ションポリした晋吾の表情に居た堪れなくなってしまう志貴

俺、なんかシッキーと仲良くなれた気がする。

「ところでシッキー。元気ないけどどうしたん?」
「あぁ、実は・・・・」
「アァアアアア!晋吾!!」
「ヤッホー。」
「バカ!バカバカバカバカ!!なんで昨日来なかったのよ!!」
「ぶっちゃけると姉ちゃんにばれて怒られてました。」
「あー。うん。なんかごめん。」

ションポリした晋吾の表情に居た堪れなくなってしまうアルクェイド

なんか凄いデジャブ。

「ごめんな。本当は連絡取れたらよかったんやけど、ケータイとか持ってないやろ?」
「ケータイ?ないわ。・・・・持ってた方がいいの?」
「んーまぁ、ないよりは」

ムムムッと唸り始めるアル。嫌な予感しかしない。行動を起こす前にケータイでもプレゼントしとくか。

「で?シッキーの相談事ってなんや?」
「相談事?」
「ああ、実は・・・・」





「志貴がロアじゃないかですって?そんなわけがないでしょ?」
「このバカが!」
「なんでそこまで言われなきゃいけないんだよ!!」

ノリですサーセン。

「正直な話やけど、シッキーがロアだったらとっくの昔にサーチ&デストロイで消えとるで?俺がほっとく理由なぞなか」
「あっ、そうか。」

納得した表情のシッキー。

「とりあえず、今日も行くで?」





「んー。今日は居ないみたいやのー」
「ほんと?」
「ロア自身もじっとしとるみたいやし、死者もおらへんのぉ」

じゃ帰る?って雰囲気に来た。ふとシッキーを見ると、胸元なら血が滲み出ていた。

「おい。シッキー。胸元が大変なことになっとるで?」
「え?あ、いや、心配するほどじゃないんだ。痛くもないし。古傷からちょっと血が滲むだけだから・・」

手に付くまで滲んでいるのにちょっとどころじゃないだろ・・・・

と、内心で思っていたらアルの様子がなんだか変だ。

「アル。どうし・・」
「近づかないで!!」

肩を触ろうとしたら叩かれた。・・・・結構なレベルでハートブレイク。

「あっ・・ごめんなさい。・・私、疲れちゃったみたい。また明日の夜、公園で会いましょ」

そう言って逃げるように走り去るアル。・・・・かなりのレベルでハートブレイク。

「あわわわ。どない
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