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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第48話 刮目しろ、最強の存在。美食連合軍VS一龍
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から気が付いていたんだろう?」
「無論気が付いておったよ。五感の内3つを封じ込めにきたのはいい作戦じゃったがワシには通用せん、土人形も生気を感じなかったから直ぐに偽物と気が付いたわい」
「じゃあ何で攻撃を喰らったりしたんだ?」
「そりゃあそこで軽く防いだりしたらワシあまりにも空気読めん奴になってしまうではないか。それに成長したお前の一撃がどれだけ鋭くなったか試してみたかったんじゃよ。それとイッセー、最後に使ったあの技は出来るだけ使わないようにしろ。威力は凄まじい物じゃが反動が大きすぎる、今回はワシがお前の分の負担も取り込んだから大丈夫じゃったがヘタをすれば腕がふっとんでしまう」
「通りで腕がしびれる程度で済んだと思ったよ。しかし俺の分の負担も体に取り入れてノーダメージか、かなわねえなホント……」
結局一龍さんには全てお見通しだったって事ですね。私達もまだまだです。
「……なあ、親父。俺に、いや俺達に足りないのは実力だけか?」
「実力もそうじゃがお前達に足りてないのは環境への適応力じゃな。グルメ界に立ちふさがるのは何も屈強な猛獣だけじゃない、特殊な気候や気象、様々な自然災害が絶え間なく襲い掛かってくる。それら全てに適応しなければグルメ界では生きていけん」
特殊な気候や気象、自然災害ですか……私達も洞窟や密林、火山などに行きましたがグルメ界はそれらを凌駕する環境なんですね。
「お前達に足りえないのはその適応力……様々な環境に瞬時に適応していかなければならん。そこでワシがお前達に依頼を出してやろう」
「親父自ら……?」
「うむ、グルメ界に入るためのテストだと思えばいい。修行もできるし美味い食材も手に入る、まさに一石二鳥じゃろ?」
一龍さん直々の依頼……いったいどんな食材を取ってくることになるのでしょうか?
「まあ楽しみにしておいてくれ」
「何だよ、別に今すぐ言ってくれてもいいんだぞ?」
「お前、やっぱり忘れておるな。もうすぐ節乃の店の予約した日じゃろ?行かんのか?」
「節乃お婆ちゃんの……あぁ―――――ッ!そうだった!!」
朱乃先輩に頭を撫でられていたイッセー先輩は、ガバっと勢いよく起きると頭を抱えて叫びました。節乃とは誰なのでしょうか?
「皆!こうしちゃいられない、今すぐにグルメタウンに向かうぞ!とびっきりの美味いご馳走を食べるためになぁ!」
グルメタウン?一体どんなところなのでしょうか。何はともあれまた新しい冒険が始まりそうな予感がしますね。
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