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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第48話 刮目しろ、最強の存在。美食連合軍VS一龍
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えるってことだ。下手をすれば腕が耐え切れず破裂してしまうかもな」
「そ、そんな……危険ですよ!使っちゃ駄目です!」
「大丈夫だ、破裂しないように調整をしてきた。二倍までなら腕は耐えれるようだ。でも一回使うと三日間は腕が使い物にならなくなってしまうから文字通り最後の切り札だな」


 私は腕が破裂するかもしれないと聞いてイッセー先輩を止めようとしましたが、イッセー先輩は限界のラインを調べていたらしく二倍までなら耐えられるそうです。ですが使うと三日間は腕が使えなくなってしまうらしく正しく最後の切り札なんですね。


「でも普通にそれを使っても親父には防がれてしまうだろう。だからこれを当てるために皆の協力を得たいんだ。まずは……」


 そしてイッセー先輩の作戦を聞いた私達は、待っていてくれた一龍さんの元に向かいました。


「どうやら準備はできたようじゃな」
「ああ、今から繰り出すのは俺達の最後の一撃だ。気合入れて受け止めろよ、親父!」


 イッセー先輩、祐斗先輩、ゼノヴィアさんが前に出て攻撃を放ちます。


「フライングナイフ!」
「飛飯綱!」
「月牙天衝!」


 三人の繰り出した斬撃が一つとなり、その大きさは浮島を抉り取るほどの大きさになっていました。それが真っ直ぐに一龍さんに向かっていきます。


「むうっ!」


 一龍さんは腕を交差させてその巨大な斬撃を受け止めました。


「んん……りゃあっ!」


 そして斬撃を霧に変えてしまいましたが、辺りは斬撃の影響で巻き起こった砂煙で視界が見えなくなってしまいます。


「目つぶしが目的か……」


 そこに砂煙の中から雷龍が出てきて一龍さんに向かっていきます。一龍さんはそれを腕でかき消そうとしましたが、雷龍は一龍さんの目前でバチバチと大きな音を立てながら光を放ちました。


「バギクロス!」
「リンさん、ごめんなさい!えい!」


 そこにルフェイさんが巨大な竜巻を巻き起こして、アーシアさんが何かを竜巻の中に放り込みました。


「この匂いは……リンが使っておる香水か?」


 そう、アーシアさんが投げ入れたのはリンさんがくれた香水でした。
 匂いのきつい場所や猛獣に出会ってもケアできるようにとリンさんが私達女子に定期的に送ってきてくれるんですが、今回はそれを嗅覚を封じる為に竜巻の中に投げ入れたというわけです。
 リンさん、申し訳ございません。


「雷と竜巻で視覚と聴覚、更にリンの香水で嗅覚を封じ込めに来たか」


 さあ準備はできました。後は攻撃をするだけです!


「イッセー先輩、行きますよ!」
「おう!頼むぜ小猫ちゃん!」


 私はイッセー先輩の足をつ
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