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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第51話:evolution
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すると繭からドリルが発射され、エックス達は即座にそれを回避する。

「チッ!!ドップラーの言っていた進化とやらか!?」

セイバーを抜いて繭の表面を斬り裂くが、中身には届かなかったらしく、反撃を受けてドリルで左肩のアーマーが吹き飛ばされてしまう。

「姿が変わってる…!!」

「戦闘型に改造されたんじゃ!!」

右腕がドリルになり、両肩にもドリルが装備されただけではなく、フットパーツに機動力を補うローラーが装備されて攻撃的な姿となっている。

そして改造されたマサイダーの目を見たエックスはバッファリオの姿が脳裏を過ぎる。

「(あれはバッファリオと同じだ。と言うことはバッファリオと今までのイレギュラーはドップラーに操られていたのか!?)くそ…ドップラーめ…みんなの心を弄んでっ!!」

ZXセイバーを構えてマサイダーに突撃するエックス。

しかしマサイダーは右腕のドリルを向けてエックスに発射した。

「っ!!(しまった、無防備に飛び込んでしまった!!)」

「馬鹿が!戦闘型に改造されたんだ!!さっきまでとは違うぞ!!」

「す、すまないゼロ…」

ゼロが押し倒してくれたことで直撃を免れたエックスはゼロに謝罪すると戦闘を再開した。

「二手に分かれるぞ!!」

「分かった!!」

エックスは壁蹴りでマサイダーの上を取ろうとし、ゼロはマサイダーに向かっていく。

「ぐ…」

「お前の相手は俺だ!!」

マサイダーにショットを放つが、発射されたドリルに容易く砕かれる。

「(バスターショットが砕かれた…ビームコーティングが施されているのか!?)」

ゼロはドリルの直撃は避けたものの、掠っただけで吹き飛ばされてしまう。

「ゼロ!!」

そしてマサイダーはエックスが駆け上がっている壁にローラーによる機動力と持ち前のパワーを生かした体当たりで壁に激突してエックスを叩き落とす。

「くっ!!何てパワーなんだ…」

地面に叩き付けられたエックスにドリルを突き刺そうとするマサイダーだが、ダッシュでギリギリ逃れるエックス。

「チッ…これが進化って奴か…」

「違う…あんなものが進化であってたまるか…!!悲しみや争いしか生み出さない物が進化だなんて…そんなことあってたまるか!!」

「エックス……そうだな…それをじっくりと教えてやるとしようか!!アースクラッシュ!!」

マサイダーにアースクラッシュを放って直撃させるが、直撃を受けてもマサイダーはびくともしない。

それどころかアースクラッシュの衝撃波を弾き飛ばしてしまう。

「何!?アースクラッシュを弾き飛ばしただと!?」

元々マサイダーは採掘用レプリロイドなだけあり、改造前から装甲は堅牢なの
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