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ヘタリア学園
第七千六百二十五話  一番上の段は

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第七千六百二十五話  一番上の段は
 日本妹は皆にお菓子やお酒を出しました。ひし餅にひなあられにスーパーとかでこの時の為に売られるお菓子にです。
 白酒を出してそうして皆にお話しました。
「一番上の段ですが」
「雛壇のだな」
「はい、私の上司の上司の方です」
 イギリス妹に答えます。
「そうなっています」
「そうだな」
「ですから粗末にはです」 
 その様に扱うことはというのです。
「決して出来ません」
「かつて某テレビ局が馬鹿なことをしたな」
 日本の、です。
「そして批判されていたな」
「あの時あのテレビ局はおかしかったので」
 デモを受ける前後のことです。
「失態に失態を重ねてです」
「今もイメージが悪いな」
「多分視聴率は底を割ったままです」
「そんなことをするからだ」
 イギリス妹も思うことでした、雛壇の一番上の二つのお人形は一番丁寧に扱わないといけない理由があるのです。


第七千六百二十五話   完


                  2019・3・7

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