第七千六百二十三話 本格的に三段に
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第七千六百二十三話 本格的に三段に
日本妹は各国の妹さんと女性国家達を自分のお部屋に案内しました、するとそこにはもう雛段が飾られています。
それを見るとです、ベトナムが最初に言いました。
「うむ、見事だ」
「はい、実はこの雛段はです」
三段のそれを指し示しつつです、日本妹はベトナムに応えます。
「かつての上司の方からの頂きもので」
「本格的でだな」
「かなり高価なものです」
「値も張るか」
「はい、その方が是非にと下さいました」
「それでどの上司の方なの?」
台湾が日本妹にそのことを尋ねました。
「一体」
「明治の元勲の方で」
「ああ、あの方ね」
「はい、初代総理の方です」
あまりにも有名なあの人です。
「私も女性ということで」
「あの人凄い女好きだったわね」
「ですが節度のある方だったので」
色々言われている人ですが実はちゃんとした人だったとのことです、この辺りも愛されていた原因でしょうか。
第七千六百二十三話 完
2019・3・6
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