暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第47話 GODの行方、オカルト研究部鍛えてもらいます!
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GODを手に入れることじゃ」
「なんでそんなに詳しいんだ?」
「ワシと美食會のボスは古い知り合いだからな」
「ボ、ボスと知り合いだって!?」


 ま、まさか美食會のボスと一龍さんが知り合いだったなんて思いませんでした。イッセー先輩もどうやら知らなかったようですね。


「ワシと美食會のボス、そしてノッキングマスター次郎はかつてアカシア……いや先生より食のいろはを授かった直弟子なのじゃ」
「ア、アカシアの弟子!?親父が!?」
「しかも次郎さんも……?」


 イッセー先輩と祐斗先輩が驚きの表情を浮かべています。以前私達を助けてくれたあの次郎さんも美食神アカシアの弟子だとは……


「ちょっと待て!アカシアは100年以上も昔の人物だぞ?だったら親父は少なくとも100年以上は生きているって事か!?」
「そういう事じゃ。グルメ細胞と深く適合できた者はワシらのように長寿になることもある。イッセーも相当強いグルメ細胞を持っておるからワシらより長生きするかもな」
「知らなかった……」


 じゃあ先輩も一龍さんのように長生きできるのでしょうか?私は転生悪魔なので寿命の短い人間であるイッセー先輩やアーシアさんとは近い将来別れる時が必ず来ます。
 だからどうにかしたいとは思っていましたがこれは良い事を聞けたかもしれません。


(それでも数百年くらい……やっぱり先輩やアーシアさんとはずっと一緒にいたいです……)


 私の我儘なのですが二人と直にお別れしちゃうなんて嫌です。でもイッセー先輩は悪魔にならないでしょうし何とか人間のまま悪魔位に寿命を延ばす方法はないでしょうか?
 イリナさんも人間ですから話をすれば乗ってくれるかもしれません。


(まあ今はそんな事を考えている場合じゃないですよね……)


 いずれは向き合う問題でしょうが、今は一龍さんの話を聞く事にします。


「アカシア先生は世界中の食材を余すことなくワシらに受け渡してくれた。じゃが『GOD』を始めとした自らのフルコースをワシらにすら一切明かす事はなかった」
「美食神のフルコースだって……!?」
「想像もつきませんわね」


 神様と呼ばれた人のフルコース……全く想像ができません。


「先生は知っておったんじゃろうな。かつて戦争を止めたGODが新たな戦争を引き起こす原因になりかねんとな」
「戦争に……!?」
「うむ、GODは全ての人間を魅了する食材じゃ。今は味を知る者はいなくなったがその伝説は人々の記憶に残っておる。それが近い未来に現れるとしたら……」
「GODの奪い合いになる……という事ね」


 リアス部長の言葉に私達はGODの持つ危険性を初めて知ったような気がしました。
 戦争を止めてしまう位の
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