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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第47話 GODの行方、オカルト研究部鍛えてもらいます!
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なかったのに引き取ってもらって学校にまで通わせてもらいました。イッセーさんは私にとって主に匹敵するくらいの恩人です。だ、だからできれば一生をかけてご恩を返していけたらいいなと思っています……」
「私は今のイッセー君を知らないけど、昔と変わらない優しいイッセー君だって事は知っています!」
「私は皆程彼の事を知っている訳ではない。でも信頼に値する男だとは思っている」
「師匠は私にとって最高の師匠です!ねっ、テリー」
「アォン!」


 アーシアさん、イリナさん、ゼノヴィアさん、ルフェイさん、テリーが同じように先輩に際する気持ちを答えていました。


「私も皆と同じ気持ちです。イッセー先輩は私達にとって掛け替えのない大切な存在なんです。だから私達はずっと一龍さんにお礼が言いたかったんです」
「ワシに礼じゃと?」
「はい。一龍さんがイッセー先輩を助けてくださったから私達はイッセー先輩と出会う事が出来ました。だからありがとうございます」
『ありがとうございます』


 私達は一斉に一龍さんに向けて頭を下げ、感謝の気持ちを伝えました。


「皆……」
「イッセー、お前は素晴らしい友人達を見つけることが出来たようじゃな。それは人生において最も手に入れにくく最も大切な宝となるじゃろう、大事にするんじゃぞ」
「……応っ!」


 イッセー先輩は目に涙を浮かべて泣いてしまいました。一龍さんはそんな先輩の背中に手を優しく置いてニカッと笑い、先輩も同じようにニカッと笑っていました。
 それを見た私達もニカッと笑みを浮かべました。




――――――――――

――――――

―――



 楽しい食事会も終わり、私達は一龍さんに私達の世界で起きた事を話しました。


「なるほど、遂に向こうの世界でグルメ細胞を手にしてしまった者が現れたか……」
「親父、済まない。こうなることは予想していたっていうのに……」
「起こってしまった事は仕方あるまい、今はそのコカビエルという奴らにグルメ細胞を渡した人物についてじゃ」


 コカビエルにグルメ細胞を渡した人物ですか。そいつは一体何者なのでしょうか?


「奴がグルメ界にいるのかあっちの世界にいるのかそれすらもわからない状況だ。完全にこっちが出遅れている」
「ふ〜む、こうなったらIGOの人員を何人か向こうの世界に送り調査させたほうがいいのかもしれんのう」
「えっ?それは無理だろう?シュウとマイは俺たち以外の人間が触れたら死んでしまうんだぞ」


 異次元七色チョウのシュウとマイはイッセー先輩やオカルト研究部、最近ではイリナさんやゼノヴィアさんが触れても大丈夫ですがそれ以外の人間に触られると死んでしまう習性を持っています。
 どうして私
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