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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第47話 GODの行方、オカルト研究部鍛えてもらいます!
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ですが……名前を知ってくださっていたんですか?」
「うむ、イッセーから話を聞いとるよ。心から大切だと思える女性が出来た、今度紹介したいとな」
「お、親父!」
一龍さんの言葉にイッセー先輩が慌てた様子で立ち上がりました。でも私は一龍さんが言った心から大切に想える女性が出来たという言葉に注目していました。
そんな風に想っていてくださったんですね……嬉しいです?
「なんじゃ、何を慌てとるんじゃ」
「いや何サラッと恥ずかしいセリフを皆に暴露しているんだよ!」
「自分で言った事じゃないか、恥ずかしがる必要があるか?」
「小猫ちゃんに聞かれたのが恥ずかしいんだよ!」
いつもは余裕を崩さずに私達を導いてくれているイッセー先輩が、今は年相応の子供のように感情を露わにして一龍さんに食って掛かっています。
身長や雰囲気で凄い年上に見えてしまいますが、よく考えれば私と先輩は年が一つしか離れていませんでした。きっとあれがイッセー先輩の素の状態なんでしょうね。
「あんなイッセー君は初めて見ますね」
「ふふっ、イッセーもやっぱり育ての親の前では子供らしくなるのね」
普段はあまり見ることの無いイッセー先輩の姿に、祐斗先輩と部長がほっこりとした笑みを浮かべています。
「そういえば他にも嫁さん候補がいるんじゃったな。確か朱乃という子とアーシアという子じゃったか?その二人はどの子じゃ?」
「イッセー君のお父様、初めまして。わたくしがイッセー君の恋人の一人、姫島朱乃ですわ」
「ア、アーシア・アルジェントです!宜しくお願い致します!」
「おお、なんとまあ凄い別嬪さん達じゃのう!」
一龍さんに名前を呼ばれた朱乃先輩とアーシアさんが、ここぞと言わんばかりにアピールをしてきました。
「こんな別嬪さん達を捕まえるとはイッセーもやるもんじゃのう。これでワシも孫の顔を期待することが出来そうじゃ」
「気が早いんだよ、今俺達は学生だぞ?そういう期待はまずココ兄達にしろよ」
「お前、あいつらが結婚する気があると思うのか?ココは事情もあって仕方ないが、サニーとゼブラが結婚するイメージがあるか?」
「……無いな」
そ、それは流石に失礼じゃないんですかね?
ゼブラという方はまだ知らないですがイッセー先輩の様子からするとサニーさんにも負けないくらいインパクトの強い方なのかもしれません。
「ちょっ、ちょっと待った―――――!!」
「ぶふっ!?」
そこにイリナさんが立ち上がって待ったをかけました。
隣で料理を幸せそうに食べていたゼノヴィアさんは、驚いて食べ物を喉に詰めてしまったようです。祐斗先輩が慌てて水を渡していました。
「イッセー君!私もイッセー君の恋
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